Exchange 2007 および 2010 EMC と IE9 の間の相互運用性問題への修正提供
原文の記事の投稿日: 2011 年 10 月 17 日 (月曜日)
Internet Explorer 9 インストール時の Exchange 管理コンソール (EMC) の問題への修正が入手可能になったことをご報告します。この問題については、以前、次のブログ投稿で論じました。
この修正の適用方法
この修正をインストールするためには、リリース バージョンの IE9 を前もってコンピューターにインストールしておく必要があります。その後、以下の作業を行います。
- MS11-081: Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム (2011 年 10 月 11 日) をインストールする必要があります。これは、Windows Update から入手できます。ローカル ネットワークへのインストール用にダウンロードする場合には、パッケージをここから入手してください。なお、必要とするものの内容によっては、クライアント OS 用とサーバー OS 用でパッケージが異なる場合があるのでご注意ください。EMC 修正プログラムを適切に動作させるためには、このパッケージを 必ず インストールしなければなりません。
- EMC の相互運用性問題を解決する実際の修正プログラムを入手するには、Microsoft の製品サポートに問い合わせて修正プログラムの提供を依頼する必要があります現在のところ一般ユーザーがダウンロードできる修正プログラム パッケージは提供されていませんが、社内の修正プログラム サーバーにアクセスできるサポート エンジニアから入手できます。サポートに連絡する際に依頼する修正プログラムは KB 2624899 です。この記事が現時点で一般公開されていないことにもご注意ください。
サポートへの連絡方法と費用について
Microsoft の製品サポートへの問い合わせ先は、ここで確認してください。Microsoft は、製品のバグに関連する修正プログラムやサポートについては費用を請求いたしません。IE と Exchange のどちらのサポート チームも、この更新プログラムを提供できるはずです。
一般ユーザーがダウンロードできる形でこの修正が提供されない理由
この修正は、将来のバージョンの Internet Explorer にロールアップして組み込まれるか、別途、修正プログラムとして提供される予定です。この問題に関して多くのご意見をいただき、その影響を考慮して、問題を解決するための方法をすぐに提供することにしました。今回のような個別の修正プログラム パッケージはロールアップ修正と同等の広範囲にわたるテストを受けていないので、後に問題が判明した場合に備えて、それを使用している関係ユーザーに問題を知らせる手段を確保しておく必要があるというのがその理由です。
最後に、この相互運用性問題の解決と修正プログラムの作成に尽力してくれた Internet Explorer チームに感謝します。
Nino Bilic
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「A fix for the interoperability issues between Exchange 2007 and 2010 EMC and IE9 is now available」をご覧ください。