次の方法で共有


パブリック フォルダーのレプリケーションのトラブルシューティング ツール

原文の記事の投稿日: 2012 年 11 月 13 日 (火曜日)

先日、Microsoft Exchange 2003 のパブリック フォルダーのレプリケーションのトラブルシューティングに関する Guided Walk Through (GWT) がリリースされました。このトラブルシューティング ツールにアクセスするにはいくつかの方法があります。まず、ここをクリックして直接アクセスできます。そのほか、パブリック フォルダーのレプリケーションに関するさまざまな関連記事 (https://support.microsoft.com/kb/842273/ja-jp など) からもアクセスできるようになります。

既にメインストリーム サポートが終了した Exchange 2003 のトラブルシューティング ツールが今頃リリースされたことを不思議に思われる方もいるでしょう。これにはいくつかの理由があります。まず、まだ Exchange 2003 からの移行が完了していないお客様が数多くいらっしゃいます。私たちは、これらのお客様がサポート対象の新しいバージョンに移行するのをできる限りサポートしたいと考えています。既に電話サポートは終了しているため、これが最善の方法になります。第 2 に、Exchange Server 2003 のパブリック フォルダーの問題は既にほぼ特定されているため、この問題に関するトラブルシューティング ツールの作成では大がかりな変更は発生しません。最後に、パブリック フォルダーのレプリケーションのメカニズムはその後しばらくは (Exchange 2013 まで (英語)) 大きく変更されていないため、Exchange 2003 で作業を開始すると、その後のバージョンのために比較的簡単に更新できるフレームワークが得られます。

このトラブルシューティング ツールは、今後、2007 や 2010 もサポートするように拡張される予定です。

この GWT は、実際には、Bill Long が一連のブログ投稿 (「パブリック フォルダーのレプリケーションのトラブルシューティング – パート 1: 新しい変更のレプリケーションのトラブルシューティング (英語)」、「パブリック フォルダーのレプリケーションのトラブルシューティング – パート 2: 既存のデータのレプリケーションのトラブルシューティング (英語)」、および「パブリック フォルダーのレプリケーションのトラブルシューティング – パート 3: レプリカの削除と共通の問題のトラブルシューティング (英語)」) で説明しているレプリケーションのトラブルシューティングに関するガイドです。これを読めばパブリック フォルダーのレプリケーション プロセスのすべてがわかるというものではなく、レプリケーションの問題が発生した場合に問題を特定するための手順をすばやく確認するためのものです。

このツールの実現に当たっては、以下の方々のお世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます。

Exchange サポート:

  • Nick Basile
  • Rob Whaley
  • Bill Long
  • Charlotte Raymundo
  • Will Duff
  • Nino Bilic

ドキュメント / コンテンツ制作チーム:

  • Bobbie DeFault
  • Geoffrey Crisp (Entirenet)
  • Jerry Sitser (Entiernet)
  • Jarrett Renshaw
  • Star Li (Wicresoft)
  • Chen Jiang
  • Victor Zhang (Wicresoft)

よろしくお願いいたします。

Charlotte Raymundo
メッセージング ナレッジ エンジニア

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Public Folder replication troubleshooter」をご覧ください。