次の方法で共有


Android 向け Skype for Business の提供開始

(この記事は 2015 年 12 月 16 日に Office Blogs に投稿された記事 Skype for Business for Android now available の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

このたび、Android 向け Skype for Business アプリの提供が開始されました。この数か月間、プレビュー プログラム (英語) に参加されたユーザーの皆様から貴重なフィードバックを頂きました。そして今回、この新しいアプリの一般提供により、多くの皆様が外出先での生産性を向上できることを嬉しく思います。

以下に、Android 向け Skype for Business アプリの機能の一部をご紹介します。

外出先のシナリオに最適化

ダッシュボードのデザインが刷新され、連絡先の検索バー、今後の会議予定、最新の会話履歴が 1 か所にまとめて表示されるようになりました。予定の右側に表示される [Quick Join] アイコンをタップするだけで、会議に参加することできます。また、会議名をタップすると詳細を確認できます。最新の会話履歴は、使用しているデバイスを問わず簡単に確認できます。さらに、ビデオ通話が全画面表示され、通話関連のコントロール ボタンが大きくなったことで消音や会議への参加者の追加がしやすくなり、外出先での共同作業が簡単になりました。

連絡先管理の強化

連絡先の検索バーでは、名前、メール アドレス、そして電話番号からでもグローバル アドレス一覧を検索できます。また、設定した Skype for Business グループ内の連絡先をすぐに検索して、グループに連絡先を追加または削除できます。

高度な認証およびセキュリティオプション

Android 向け Skype for Business アプリでは、他の Office クライアントでも利用されているモダン認証がサポートされるようになり、ユーザーに一貫した認証エクスペリエンスが提供されます。しかも、モダン認証ではアクセス トークンを使用するため、ユーザーの資格情報がデバイスに保存されることはありません。

モダン認証により、IT 管理者は Android 向け Skype for Business アプリのユーザーに対して多要素認証を設定することができ、ユーザー名とパスワードのみを使用する場合よりもセキュリティを強化できます。多要素認証では、ユーザー名とパスワードを入力した後に、デバイス上で通話、テキスト メッセージ、アプリ通知のいずれかを承認する必要があります。

モダン認証のパブリック プレビュー プログラムと、Skype for Business への使用方法の詳細については、こちらのページをご覧ください。

アップグレードへの対応準備のお願い

新しい Android 向け Skype for Business アプリは、Google Play ストアからダウンロードしていただけます。Android で Lync 2013 をご利用の場合は、デバイスの設定に応じて Skype for Business アプリへの自動更新が行われます。IT 管理者の皆様は、Android 向け Skype for Business 生産性ガイド (英語) で詳細をご確認のうえ、ユーザーへの対応準備を進めてください。

今後について

今後も、定期的な更新によりモバイル アプリに新機能を追加してまいります。現在、アプリケーション管理や企業データの保護を簡略化し、ユーザーがモバイル デバイスからアプリにより安全にアクセスできるように Microsoft Intune との統合に取り組んでいますので、ぜひご期待ください。また、Skype for Business IT Pro Yammer コミュニティ (英語) にご参加いただくと、最新製品情報の確認、インタラクティブな Skype 会議メディア セッションへの参加、コミュニティの皆様との情報交換などを行っていただけます。

—Praveen Maloo (Skype for Business チーム、プロダクト マーケティング マネージャー)

 

※ 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。