『OSのtotal』といっているのは、[Processeor]の[%Processor Time]のことで、
『「マルチスレッド未対応のVB.NETのバッチプログラム」のCPU使用率』が[Process]の[%Processor Time]の特定のプロセスの値であるなら意味が違います。
[Processeor]の[%Processor Time]の[_Total]は、プロセッサがアイドル以外のスレッドを実行するために使用した経過時間の割合です。 「プロセッサ単位で集計されているアイドル以外の経過時間の合計」の「アイドル状態を含めた経過時間の合計」に対する比率といってもいいです。
[Process]の[%Processor Time]は、該当プロセスのスレッドすべてが、命令を実行するためにプロセッサを使用した経過時間の割合です。 「プロセッサ単位で集計されているアイドル以外の経過時間の合計」に対する「該当するプロセスが使用した経過時間の合計」の割合とも言えます。
ようするに、[Processeor]の[%Processor Time]のうちのプロセス毎の内訳が[Process]の[%Processor Time]になります。ベースが違うので直接には比較できる数値ではありません。
ベースをそろえるならば、[Processeor]の[%Processor Time]に[Process]の[%Processor Time]を掛け合わせればいいでしょう。[Processeor]の[%Processor Time]が80%で[Process]の[%Processor Time]が90%なら、
0.80*0.90=0.72
CPUの稼働時間の80%で各プロセスが実行されていて、該当するプロセスがCPUの時間の72%を消費して他のプロセスが残りの8%を消費しているということです。