Server 2022 / Server 2022 IoTの具体的な違いに関して

Question

先般、Windows Server 2022 IoTの搭載されたNASサーバを購入しました。

本格運用に向け、NAS内ウィルス・マルウェア等対策のための追加ソフトウェアを検討しているとき、

Windows Server 2022 Standardには対応しているが、2022 IoTについては未対応あるいは対応状況無記載というソフトウェアが多く存在することが分かりました。

ここで、2022 Standardと2022 IoTシリーズの違いを調査するために、Microsoft公式ドキュメントを調べたところ、下記の記述を発見しました。 https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/iot/server/windows-server

Windows Server IoT 2022 とは

Windows Server IoT 2022 は、(中略) Windows Server 2022 の完全版です。 (中略)　これは Windows Server 2022 と同等のバイナリのため、汎用サーバーで使用するのと同じ使い慣れた開発ツールや管理ツールを使用できます。 ただし、ライセンスと配布に関しては、汎用バージョンと IoT バージョンで異なります。 (略)

この記述を、当方は下記のように解釈しました

• Windows Server 2022 StandardとWindows Server 2022 IoTはOSとしては同じもの
• 汎用サーバ=2022 Standardと同じプログラムを使用することができる
• ライセンスとOS自体の販売に限っては、2022 Standardとは違うチャネルとなる（一般消費者がOSだけを入手することは想定されていない）

これを踏まえての質問は下記の通りです。

1. Standardに入るプログラムはIoTエディションにも導入可能である認識で良いでしょうか（導入前検証が必要という認識はございます）
2. もし違いがありましたら、StandardとIoTの違いは何になりますでしょうか（モジュール・プログラムの一部が入っていない等）

ご回答いただけますと大変幸いです。

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Answer 1

まあ、最近は Windows Defender 優秀だから、わざわざ手間をかけて他の製品を検証しないのかもしれませんね。

個人的意見としては、ウィルス対策のようなシステムの深い部分に関与するソフトウェアで、ベンダーがサポートしないものを入れるのは怖いですね。Defender で十分だと思いますし、それが一番安全だと思います。

Answer 2

他の Windows でもそうですが、IoT エディションは以前の Embedded と同じく組み込み用途向けとして OEM にのみ提供されています。

特定機器への組み込みのため、OEM 側でカスタマイズすることが許されているので、一般的な市販のソフトウェアだと、カスタマイズ部分を想定できないので動作検証ができませんから、未対応とすることが多いでしょう。

Microsoft が提供している Windows としてのバイナリは通常版と同じなので、一般的な市販のソフトウェアも動作する場合がほとんどだと思いますが、その検証は利用者側で行う必要がありますし、問題があってもソフトウェアのベンダーからのサポートは得られないということになります。

Answer 3

1. Standardに入るプログラムはIoTエディションにも導入可能である認識で良いでしょうか（導入前検証が必要という認識はございます）

どの様なNASなのか不明ですが、一般的にはその通りだと思います。

しかし私も開発に協力したことがあるので良く知っていますが、Windows Server IoT では一部の機能や、組込みアプリやサービスの一部を改造したり、追加・削除している場合があります。**詳細はここでの質問ではなく、**その正体不明なNASのメーカーサポートに確認することをお勧めします。2番の「違い」についても同様です。

Answer 4

Windows Server IoT では一部の機能や、組込みアプリやサービスの一部を改造したり、追加・削除している場合があります。

ご回答ありがとうございます。上記把握致しました。

一般的に同様ということであれば、その回答をいただきたかったというところがありますので助かりました。

Answer 5

ご回答ありがとうございます。大変理解しやすいです。

頂いた情報を元に進めてまいります。