チャブーンです。
この件ですが、Domain-AとDomain-Bは信頼関係もないし、条件付きフォワーダーで相手先が指定されている以外、とくに関連性がない、ということでよろしいでしょうか?
上記の前提ですと、おっしゃるとおり、相手側の領域にネットワーク接続したとしても、認証には問題はありません。相手側領域にいるクライアントは、
- 自分が参加しているドメイン名のSRVレコードを通して、ドメインコントローラーの情報を得る
- SRVで得た情報を前提に、対象ドメインコントローラーに直接認証を要求する
という流れになるからです。相手先領域に条件付きフォワーダーがあれば、名前解決に障害はないので、問題は起こりません。名前解決の又聞きのためだけに、相手先領域のDNSサーバーは使用されます。
ただし、相手側領域にいる場合、DHCPにより「DNSサフィックス名」をいっしょに配布しているケースがあると思います。ドメイン環境で「ホスト名だけで」サーバーを名前解決できるのは、DNSサフィックス名がバックグラウンドで補完されているためです。つまりユーザーは知らず知らずにFQDNで名前解決を行っているわけです。DHCPから異なるサフィックス名を配布されている場合、この補完が働かないため、FQDNでの名前解決をしないと、うまく名前解決ができないケースがあることは、ご理解ください。