Azure Backupでシャドウコピーストレージ拡張の領域不足Alert

Question

Azure Backupでアラート「シャドウコピーストレージを拡張するためのディスク領域が不足しています」が表示されます

説明に「お客様はシャドウコピーストレージのために割り当てられているC:上の最大ディスク領域の94％を使用しました」と表示されています

Cドライブは空き領域が140GBでありバックアップドライブであるDドライブの使用領域は298GB（ディスク容量931GB)のため140GBの空きでは不足していると考えられます

ただしジョブタブを確認するとバックアップの状態は「成功：と表示されておりファイルの復元もできたため正常に完了している様子です

上記の対策のためスクラッチ フォルダーの変更を以下のように行いました

レジストリ パス

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Azure Backup\Config

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows Azure Backup\Config\CloudBackupProvider

変更前：C:\Program Files\Microsoft Azure Recovery Services Agent\Scratch

変更後：D:\Program Files\Microsoft Azure Recovery Services Agent\Scratch

command実行

Net stop obengine

Net start obengine

上記を行いましたが

Azure Backupでアラート「シャドウコピーストレージを拡張するためのディスク領域が不足しています」が表示されます

説明に「お客様はシャドウコピー―ストレージのために割り当てられているC:上の最大ディスク領域の85％を使用しました」と表示されています

と表示されます

バックアップ自身は正常にできている様子ですが領域不足のalertを出さないようにするにはどうしたらよろしいでしょうか？

Answer 1

こんにちは、中井良美さん。私は英語から回答を翻訳しているので、文法の誤りがあるかもしれませんがご了承ください。

Azure Backup は、ボリューム シャドウ コピー サービス (VSS) を使用して復元ポイントを作成します。デフォルトでは、Windows はシャドウ コピー用にドライブの限られた割合のみを割り当てます。この制限に達すると、たとえ空き容量があっても、システムは警告を出します。

今回のケースでは、C ドライブには 140GB の空き容量がありますが、シャドウ コピーのストレージは割り当てられた最大値の 85% に達しています。一方、D ドライブにはより多くの空き容量があります（合計 931GB、使用済み 298GB）。一時フォルダーを D ドライブに移動しても問題が解決しないのは、VSS シャドウ ストレージが引き続き C ドライブに割り当てられているためです。

警告を止めるには？

回答: シャドウ コピーのストレージ割り当てを増やすことで、警告は解決するはずです。

vssadmin resize shadowstorage /for=C: /on=C: /maxsize=30GB

サイズ変更後、以下のコマンドで設定を確認してください。

vssadmin list shadowstorage

最後に、バックアップ サービスを再起動すると、問題が解決するはずです。

Answer 2

ご回答ありがとうございます

以下のコマンドを実施して領域の拡大を行いアラートが表示されなくなりました

C:\Windows\System32>vssadmin Resize ShadowStorage /On=C: /For=C: /MaxSize=20GB

上記実行前の状態は以下の通りでした

C:\Windows\System32>vssadmin List ShadowStorage /For=C:

ボリューム: (C:)\?\Volume{fa422528-162e-48b6-aef3-7e2d82eb7a49}\

シャドウ コピーの記憶域ボリューム: (C:)\?\Volume{fa422528-162e-48b6-aef3-7e2d82eb7a49}\

シャドウ コピーの記憶域の使用領域: 8.76 GB (1%)

シャドウ コピーの記憶域の割り当て領域: 9.13 GB (1%)

シャドウ コピーの記憶域の最大領域: 9.51 GB (2%)