Windows Server 2025 の Hyper-V フェールオーバークラスターの動作について
塩谷 千怜
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Microsoft 技術サポートご担当者様
お世話になっております。Windows Server 2022 および 2025 における Hyper-V フェールオーバークラスターの動作についてご確認させていただきたく、メールをお送りしました。
現在、以下の設定で構成したフェールオーバークラスターを運用しています。
Windows Server 2022 クラスター
- フェールオーバークラスターマネージャーのネットワーク設定
- 管理用アダプター:「クラスターとクライアント」に設定
- ライブマイグレーション用アダプター:「なし」に設定
- 管理用アダプター:「クラスターとクライアント」に設定
Windows Server 2025 クラスター
- フェールオーバークラスターマネージャーのネットワーク設定
- 管理用アダプター:「クラスターとクライアント」に設定
- ライブマイグレーション用アダプター:「なし」に設定
- 管理用アダプター:「クラスターとクライアント」に設定
両クラスターとも、Hyper-V マネージャーでライブマイグレーション設定時に「次の IP アドレスを指定する」に正しい IP アドレスを設定しており、フェールオーバークラスターマネージャーでもライブマイグレーション用アダプターのみがライブマイグレーションに指定されています。
以下の動作確認結果について、質問させてください。
ライブマイグレーションの動作について
- Windows Server 2022 ではライブマイグレーションが正常に動作しています。
- Windows Server 2025 では上記設定のままではライブマイグレーションが動作せず、「ライブマイグレーション用アダプター」のクラスターの使用を「クラスターのみ」に設定すると正常に動作するようになります。
- Windows Server 2022 クラスターでは管理用アダプターを切断するとノードが分離状態になり、フェールオーバーが発生することを確認しました。 - 一方、Windows Server 2025 クラスターでは管理用アダプターを切断してもノードが分離状態とならず、フェールオーバーが発生しないため、フェールオーバークラスターマネージャー上でノードが起動中のままとなります。
この動作は Windows Server 2025 の仕様変更によるものでしょうか?また、管理用アダプター切断時にフェールオーバーが発生する設定方法があるかご教示いただけますと幸いです。
お忙しいところ恐れ入りますが、ご確認のほど何卒よろしくお願いいたします。
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