チャブーンです。
この件ですが、DNSの仕様に添ってちゃんとやるなら、Split-Brain DNSの機能を使ってみてはいかがでしょうか?
Split-Brain DNSというのはWindows Server 2016以降のDNS Serverに実装された機能で、特定の条件下で(登録されている)通常のDNSレコードとは別のレコード(IPアドレス)を提示するものです。
たとえば、オンプレミスネットワーク(サブネット帯)かつwww.sample.co.jpのFQDNクエリが発生した条件下のときだけ、www.sample.co.jp=192.168.0.100(ローカルIP)が解決するように、Split-Brain DNSだと構成できます。設定が多少面倒ですが、DNSの作法に合致しており、後日のトラブルを招来する可能性はとても低いと思います。詳細については、以下のpptなどを参考にしてみてください。
https://www.slideshare.net/slideshow/understanding-split-brain-dns/188250830
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-server/networking/dns/deploy/split-brain-dns-deployment?WT.mc_id=EM-MVP-8322
なお、他の方の回答なのですが、これは「FQDNのサブドメイン化(正式名称は知らないのですが)」とでもいうのでしょうか、要はFQDNをサブドメインのゾーンとして扱い、ゾーンに対するIPアドレスとしてサーバーの(ローカル)IPアドレスをNSレコードなどで指定しておくのです。こうすると、www.sample.co.jp(という名前のDNSゾーン)はローカルIPで名前解決できますが、ap.sample.co.jpはローカルDNSにゾーンが存在しないので、DNS再帰で外部のsample.co.jpゾーンに確認にいく、という仕掛けです。
こういう操作は管理者的には美しい(工夫されたカッコいい手に見える)のかもしれませんが、DNSの名前解決仕様には合致しませんので、事情を知らない人から見たらトラブルの塊です。回答者が親切心から発言しているのは十分承知していますが、私としてはお奨めしません。