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Notification イベントのデータ列

  • [アーティクル]

通知イベントは、Analysis Services のユーザーによって直接発生しないイベントです。 たとえば、ユーザーがプロアクティブ キャッシュの基になるテーブルを更新すると、通知が発生します。

Notifications イベントのイベント カテゴリには、次のイベント クラスがあります。

イベント ID イベント名 イベントの説明
39 Notification 通知イベント。
40 User Defined ユーザー定義イベント。

次の表は、このイベント クラスのデータ列の一覧です。

Notification

列名 列 ID 列の型 列の説明
EventClass 0 1 イベント クラスを使用してイベントを分類します。
EventSubclass 1 1 イベントのサブクラスは、各イベント クラスに関する追加情報を提供します。

次の " サブクラス ID:
サブクラス名 " のペアが定義されています。

0: Proactive Caching Begin

1: Proactive Caching End

2: Flight Recorder Started

3: Flight Recorder Stopped

4: Configuration Properties Updated

5: SQL Trace

6: Object Created

7: Object Deleted

8: Object Altered

9: Proactive Caching Polling Begin

10: Proactive Caching Polling End

11: Flight Recorder Snapshot Begin

12: Flight Recorder Snapshot End

13: Proactive Caching: notifiable object updated

14: Lazy Processing: start processing

15: Lazy Processing: processing complete

16: SessionOpened Event Begin

17: SessionOpened Event End

18: SessionClosing Event Begin

19: SessionClosing Event End

20: CubeOpened Event Begin

21: CubeOpened Event End

22: CubeClosing Event Begin

23: CubeClosing Event End

24: Transaction abort requested
CurrentTime 2 5 Notification イベントの現在の時刻を表します (取得できた場合)。 フィルター選択を行うには、'YYYY-MM-DD' および 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS' の形式である必要があります。
StartTime 3 5 イベントが開始された時刻を表します (取得できた場合)。 フィルター選択を行うには、'YYYY-MM-DD' および 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS' の形式である必要があります。
EndTime 4 5 イベントが終了した時刻を表します。 SQL:BatchStarting や SP:Starting などの開始イベント クラスについては、この列に値が格納されません。 フィルター選択を行うには、'YYYY-MM-DD' および 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS' の形式である必要があります。
Duration 5 2 イベントにかかった時間 (ミリ秒) を表します。
IntegerData 10 1 Notification イベントに関連付けられた整数データを表します。 EventSubclass 列が 8 の場合、値は次のとおりです。

1 = オブジェクトが作成された

2 = オブジェクトが削除された

3 = オブジェクトのプロパティが変更された

4 = オブジェクトの子のプロパティが変更された

6 = 子が追加された

7 = 子が削除された

8 = オブジェクトが完全に処理された

9 = オブジェクトが部分的に処理された

10 = オブジェクトが未処理

11 = オブジェクトが完全に最適化された

12 = オブジェクトが部分的に最適化された

13 = オブジェクトが最適化されていない
ObjectID 11 8 この通知が発行されるオブジェクト ID を表します。これは文字列値です。
ObjectType 12 1 Notification イベントに関連付けられたオブジェクトの種類を表します。
ObjectName 13 8 Notification イベントに関連付けられたオブジェクト名を表します。
ObjectPath 14 8 Notification イベントに関連付けられたオブジェクト パスを表します。 パスは、オブジェクトの親を先頭に、コンマで区切った親の一覧として返されます。
ObjectReference 15 8 Progress Report End イベントのオブジェクト参照を表します。 オブジェクト参照は、タグを使用してオブジェクトを記述することにより、すべての親によって XML としてエンコードされます。
ConnectionID 25 1 Notification イベントに関連付けられた一意の接続 ID を表します。
DatabaseName 28 8 Notification イベントが発生したデータベースの名前を表します。
NTUserName 32 8 コマンド イベントに関連付けられているユーザー名を格納します。 環境に応じて、ユーザー名は次の形式
になります。 - Windows ユーザー アカウント (DOMAIN\UserName)
- ユーザー プリンシパル名 (UPN) (username@domain.com)
- サービス プリンシパル名 (SPN) (appid@tenantid)
- Power BI サービス アカウント (Power BI サービス)
- UPN または SPN の代わりに Power BI サービス (Power BI サービス (UPN/SPN))
NTDomainName 33 8 コマンド イベントをトリガーしたユーザー アカウントに関連付けられているドメイン名が含まれます。
- Windows ユーザー アカウント
の Windows ドメイン名 - Microsoft Entra アカウント
の場合は AzureAD - Windows ドメイン名のない NT AUTHORITY アカウント (Power BI サービスなど)
SessionID 39 8 Notification イベントに関連付けられたセッション ID を表します。
NTCanonicalUserName 40 8 コマンド イベントに関連付けられているユーザー名を格納します。 環境に応じて、ユーザー名は次の形式になります。
- Windows ユーザー アカウント (DOMAIN\UserName)
- ユーザー プリンシパル名 (UPN) (username@domain.com)
- サービス プリンシパル名 (SPN) (appid@tenantid)
- Power BI サービス アカウント (Power BI サービス)
SPID 41 1 Notification イベントに関連付けられたユーザー セッションを一意に識別するサーバー プロセス ID (SPID) を表します。 SPID は、XMLA で使用するセッション GUID に直接対応します。
TextData 42 9 Notification イベントに関連付けられたテキスト データを表します。
ServerName 43 8 通知イベントが発生した Analysis Services インスタンスの名前を格納します。
RequestProperties 45 9 XMLA 要求のプロパティを表します。

User Defined

列名 列 ID 列の型 列の説明
EventClass 0 1 イベント クラスを使用してイベントを分類します。
EventSubclass 1 1 各イベント クラスに関する追加情報を提供する特定のユーザー イベント サブクラス。
CurrentTime 2 5 Notification イベントの現在の時刻を表します (取得できた場合)。 フィルター選択を行うには、'YYYY-MM-DD' および 'YYYY-MM-DD HH:MM:SS' の形式である必要があります。
IntegerData 10 1 特定のユーザー定義イベント情報。
ConnectionID 25 1 Notification イベントに関連付けられた一意の接続 ID を表します。
DatabaseName 28 8 Notification イベントが発生したデータベースの名前を表します。
NTUserName 32 8 コマンド イベントに関連付けられているユーザー名を格納します。 環境に応じて、ユーザー名は次の形式
になります。 - Windows ユーザー アカウント (DOMAIN\UserName)
- ユーザー プリンシパル名 (UPN) (username@domain.com)
- サービス プリンシパル名 (SPN) (appid@tenantid)
- Power BI サービス アカウント (Power BI サービス)
- UPN または SPN の代わりに Power BI サービス (Power BI サービス (UPN/SPN))
NTDomainName 33 8 コマンド イベントをトリガーしたユーザー アカウントに関連付けられているドメイン名が含まれます。
- Windows ユーザー アカウント
の Windows ドメイン名 - Microsoft Entra アカウント
の場合は AzureAD - Windows ドメイン名のない NT AUTHORITY アカウント (Power BI サービスなど)
SessionID 39 8 Notification イベントに関連付けられたセッション ID を表します。
NTCanonicalUserName 40 8 Notification イベントに関連付けられた Windows ユーザー名を表します。 ユーザー名は正規の形式です。 たとえば、engineering.microsoft.com/software/user などです。
SPID 41 1 Notification イベントに関連付けられたユーザー セッションを一意に識別するサーバー プロセス ID (SPID) を表します。 SPID は、XMLA で使用するセッション GUID に直接対応します。
TextData 42 9 Notification イベントに関連付けられたテキスト データを表します。
ServerName 43 8 通知イベントが発生した Analysis Services インスタンスの名前を格納します。