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Restore コマンド (TMSL)

適用対象:SQL Server 2016 以降の Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium

バックアップ ファイルから表形式データベースを復元します。

要求

    {  
"restore": {  
            "description": "Parameters of Restore command of Analysis Services JSON API",  
            "properties": {  
            "database": {  
                "type": "string"  
            },  
            "file": {  
                "type": "string"  
            },  
            "password": {  
                "type": "string"  
            },  
            "dbStorageLocation": {  
                "type": "string"  
            },  
            "allowOverwrite": {  
                "type":boolean  
            },  
            "readWriteMode": {  
                "enum": [  
                "readWrite",  
                "readOnly",  
                "readOnlyExclusive"  
                ]  
. . .   

復元 にはいくつかのプロパティがあります。

プロパティ Default 説明
database [必須] 復元するデータベース オブジェクトの名前。
file [必須] バックアップ ファイルの名前/パス。
password Empty バックアップ ファイルの暗号化解除に使用するパスワード。
allowOverwrite False true の場合、既に存在するバックアップ ファイルが上書きされることを示すブール値。それ以外の場合は false。
readWriteMode readWrite データベースに許可されるアクセス モードを示す列挙値。

列挙値は次のとおりです。

readWrite – 読み取り/書き込みアクセスが許可されます。

readOnly – 読み取り専用アクセスが許可されます。

readOnlyExclusive – 読み取り専用の排他アクセスが許可されます。
dbStorageLocation Empty 復元されたデータベースの保存場所。

Response

コマンドが成功したときに空の結果を返します。 それ以外の場合は、XMLA 例外が返されます。

例 1 - ローカル フォルダーからデータベースを復元します。

{   
   "restore": {   
      "database":"AdventureWorksDW2014",  
      "file":"c:\\awdbdwfile.abf",  
      "security":"...",  
      "allowOverwrite":"true",  
      "password":"..",  
      "locations":"d:\\SQL Server Analysis Services\\data\\",  
      "storageLocation":".."  
   }  
}  

使用法 (エンドポイント)

このコマンド要素は、XMLA エンドポイントに対する Execute メソッド (XMLA) 呼び出しのステートメントで使用され、次の方法で公開されます。

  • SQL Server Management Studio (SSMS) の XMLA ウィンドウとして

  • invoke-ascmd PowerShell コマンドレットへの入力ファイルとして

  • SSIS タスクまたはSQL Server エージェント ジョブへの入力として

SSMS からこのコマンドの既製スクリプトを生成するには、[復元] ダイアログ ボックスの [スクリプト] ボタンをクリックします。