Delete コマンド (TMSL)
適用対象:SQL Server 2016 以降の Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium
現在のデータベース内のデータベースまたはオブジェクトを削除します。 指定したオブジェクトと、すべての子オブジェクトとコレクションが削除されます。 オブジェクトが存在しない場合、コマンドはエラーを発生させます。
要求
削除されるオブジェクトは、 オブジェクト パスを使用して指定します。 たとえば、パーティションを削除するには、その前にあるテーブルとデータベース オブジェクトを指定する必要があります。
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureworksDW2016",
"table": "Reseller Sales",
"partition": "may2011"
}
}
}
次のオブジェクトを削除できます。
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureworksDW2016"
}
}
}
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureworksDW2016",
"dataSource": "SqlServer localhost AdventureworksDW2016"
}
}
}
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureworksDW2016",
"table": "Reseller Sales",
}
}
}
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureworksDW2016",
"table": "Reseller Sales",
"partition": "may2011"
}
}
}
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureworksDW2016",
"role": "Data Reader"
}
}
}
Response
コマンドが成功したときに空の結果を返します。 それ以外の場合は、XMLA 例外が返されます。
例
例 1 - データベースを削除します。
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureWorksDW2016"
}
}
}
例 2 - 接続を削除します。
{
"delete": {
"object": {
"database": "AdventureWorksDW2016",
"dataSource": "SqlServer localhost AdventureworksDW2016"
}
}
}
使用法 (エンドポイント)
このコマンド要素は、次の方法で公開されている XMLA エンドポイントに対する Execute メソッド (XMLA) 呼び出しのステートメントで使用されます。
SQL Server Management Studio (SSMS) の XMLA ウィンドウとして
invoke-ascmd PowerShell コマンドレットへの入力ファイルとして
SSIS タスクまたはSQL Server エージェント ジョブへの入力として
SSMS からこのコマンド用の既製のスクリプトを生成できます。 たとえば、既存のデータベース>>スクリプトスクリプト データベースをDELETE To として>右クリックできます。