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DataSources オブジェクト (TMSL)

適用対象:SQL Server 2016 以降の Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium

モデルにデータを追加するためにインポート中、または DirectQuery モードを使用してクエリをパススルーするときに、モデルによって使用されるデータソースへの接続を定義します。 DirectQuery モードのモデルは、 DataSource オブジェクトを 1 つだけ持つことができます。

モデルで DataSource オブジェクトを定義する方法は、互換性レベルによって決まります。

  • 表形式 1200 以下のモデルでは、 Provider オブジェクト型が定義されています。
  • 表形式 1400 以降のモデルでは、通常、構造化オブジェクト型 定義されますが、 Provider オブジェクト型もサポートされています。

データソース オブジェクト自体を作成、置換、または変更する場合を除き、スクリプトで参照されるデータソース (パーティション スクリプトなど) は、モデル内の既存の DataSource オブジェクトである必要があります。

使用

DataSource オブジェクトは、 Alter コマンド (TMSL)Create コマンド (TMSL)CreateOrReplace コマンド (TMSL)Delete コマンド (TMSL)Refresh コマンド (TMSL)MergePartitions コマンド (TMSL) で使用されます。

DataSource オブジェクトはモデルのプロパティですが、モデルと Database の間に 1 対 1 のマッピングがある場合、Database オブジェクトのプロパティとして指定することもできます。 SQL クエリに基づくパーティションでは、プロパティのセットが減った場合にのみ 、DataSource も指定されます。

データソース オブジェクトを作成、置換、または変更する場合は、オブジェクト定義のすべての読み取り/書き込みプロパティを指定します。 読み取り/書き込みプロパティの省略は削除と見なされます。

オブジェクト定義

DataSource オブジェクトの一般的なプロパティについては、「[MS-SSAS-T]: SQL Server Analysis Services表形式プロトコル」を参照してください。

構文

データソース オブジェクトの JSON スキーマ表現は、[MS-SSAS-T]: SQL Server Analysis Services表形式プロトコルの dataSource オブジェクトで定義されます。