レッスン 2-2 - キューブの定義
適用対象: SQL Server Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium
キューブ ウィザードを使用すると、キューブのメジャー グループとディメンションを定義できます。 この実習では、キューブ ウィザードを使用してキューブを作成します。
キューブとそのプロパティを定義するには
ソリューション エクスプローラーで、[キューブ] を右クリックし、[新しいキューブ] をクリックします。 キューブ ウィザードが表示されます。
[キューブ ウィザードへようこそ] ページで [次へ]をクリックします。
[作成方法の選択] ページで [既存のテーブルを使用する] オプションが選択されていることを確認し、 [次へ]をクリックします。
[ メジャー グループ テーブルの選択 ] ページで、 Adventure Works DW 2019 データ ソース ビューが選択されていることを確認します。
[候補検索] をクリックすると、メジャー グループの作成に使用するテーブルがキューブ ウィザードによって提示されます。
ウィザードでそれらのテーブルが調べられ、 InternetSales がメジャー グループ テーブルとして提示されます。 メジャー グループ テーブル (ファクト テーブルとも呼ばれます) には、販売数など必要なメジャーが含まれています。
[次へ] をクリックします。
[メジャーの選択] ページで、 Internet Sales メジャー グループ内の選択されているメジャーを確認し、以下のメジャーのチェック ボックスをオフにします。
Promotion Key
Currency Key
Sales Territory Key
リビジョン番号
既定では、ファクト テーブル内で、ディメンションにリンクしていないすべての数値列がメジャーとして選択されます。 ただし、上の 4 つの列は実際にはメジャーではありません。 最初の 3 つは、ファクト テーブルとディメンション テーブルをリンクするキー値で、この初期段階のキューブでは使用しません。
[次へ] をクリックします。
[既存のディメンションの選択] ページで、既に作成した Date ディメンションが選択されていることを確認し、 [次へ]をクリックします。
[新しいディメンションの選択] ページで、作成する新しいディメンションを選択します。 そのためには、 [Customer]、 [Geography]、 [Product] の各チェック ボックスがオンになっていることを確認し、 [InternetSales] チェック ボックスをオフにします。
[次へ] をクリックします。
[ウィザードの完了] ページで、[キューブ名] ボックスに「 Analysis Services Tutorial」と入力します。 [プレビュー] ペインで、 InternetSales メジャー グループとそのメジャーを表示できます。 Date、 Customer 、 Product の各ディメンションも表示できます。
[完了] をクリックしてウィザードを終了します。
ソリューション エクスプローラー、SQL Server Analysis Services Tutorial プロジェクトでは、SQL Server Analysis Services Tutorial キューブが [キューブ] フォルダーに表示され、Customer データベースディメンションと Product データベース ディメンションが [ディメンション] フォルダーに表示されます。 さらに、開発環境の中央にある [キューブ構造] タブには、SQL Server Analysis Services Tutorial キューブが表示されます。
キューブ内のディメンション テーブルとファクト テーブルをすべて表示できるよう、[キューブ構造] タブのツール バーで、 ズーム レベルを 50% に変更します。 ファクト テーブルは黄色、ディメンション テーブルは青で表示されています。
[ファイル] メニューの [すべてを保存] をクリックします。