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パーソナル化による OLAP の拡張

適用対象: SQL Server Analysis Services Azure Analysis Services Fabric/Power BI Premium

Analysis Services には、多次元式 (MDX) 言語とデータ マイニング拡張機能 (DMX) 言語で使用するための多くの組み込み関数が用意されています。 これらの関数は、標準的な統計計算から階層に含まれるメンバーのスキャンまで、さまざまな処理に対応できるように設計されています。 しかし、他の複雑で堅牢な製品と同様に、このような製品の機能をさらに拡張する必要があります。

そのため、Analysis Services は、標準機能だけでは満たすことのできないビジネス ニーズを補うために、サービスのインスタンスにアセンブリやパーソナル化された拡張機能を追加できるようになっています。

アセンブリ

アセンブリにより、MDX と DMX のビジネス機能の拡張が可能になります。 必要な機能をダイナミック リンク ライブラリ (DLL) などのライブラリとして作成し、このライブラリをアセンブリとして Analysis Services のインスタンスまたは Analysis Services データベースに追加します。 ライブラリ内のパブリック メソッドは、ユーザー定義関数として、MDX および DMX 式、プロシージャ、計算、動作、およびクライアント アプリケーションに公開されます。

パーソナル化拡張機能

SQL Server Analysis Services のパーソナル化拡張機能は、プラグイン アーキテクチャを実装するという概念の基盤です。 Analysis Services パーソナル化拡張機能は、既存のマネージド アセンブリ アーキテクチャに対するシンプルでエレガントな変更であり、Analysis Services Microsoft.AnalysisServices.AdomdServer オブジェクト モデル、多次元式 (MDX) 構文、スキーマ行セット全体で公開されます。

参照

多次元モデルのアセンブリの管理
Analysis Services のパーソナル化拡張機能