証明書を表示する
適用対象:2013 2016 2019 Subscription Edition SharePoint in Microsoft 365
SharePoint では、 Get-SPCertificate PowerShell コマンドレットを使用した証明書の検索がサポートされています。 省略可能なパラメーターを使用して、このコマンドレットによって返される結果をフィルター処理できます。
Get-SPCertificate [-Identity] <SPServerCertificatePipeBind>
Get-SPCertificate [-DisplayName] <String> [-Thumbprint <String>] [-SerialNumber <String>] [-Store {EndEntity | Intermediate | Pending | Root}] [-InUse] [-DaysToExpiration <Int32>] [-WhatIf] [-Confirm] [<CommonParameters>]
コマンドレット パラメーターは次のとおりです。
パラメーター | 説明 |
---|---|
Identity | 検索する証明書の表示名、拇印、シリアル番号、または GUID を指定します。 複数の証明書が指定した ID と一致する場合、証明書は返されません。 複数の証明書が一致する場合は、省略可能なパラメーターのフィルター条件を使用します。 |
DisplayName | 検索する証明書の表示名。 複数の証明書がこの条件に一致する可能性がある場合は、Identity パラメーターの代わりにこのパラメーターを使用します。 Identity パラメーターは、1 つの証明書のみを返すことができます。 |
Thumbprint | "1234567890ABCDEF1234567890ABCDEF12345678" という形式で検索する証明書の拇印。 |
シリアル番号 | 検索する証明書のシリアル番号 ("1234567890ABCDEF1234567890ABCDEF" |
Store (EndEntity/ Intermediate / Pending / Root) | 検索する証明書ストアを指定します。 このパラメーターが指定されていない場合は、すべての証明書ストアが検索されます。 |
InUse | SharePoint オブジェクトに直接割り当てられている証明書のみを返すように指定します (つまり、現在使用されています)。 |
DaysToExpiration | 正の数の場合は、このパラメーターで指定された日数で有効期限が切れる証明書のみを返します。 "-1" を指定すると、既に有効期限が切れている証明書のみが返されます。 "0" を指定すると、有効期限に基づくフィルター処理は行われません。 |
コマンドレット構文の例を次に示します。
- Get-SPCertificate -FriendlyName "Contoso SharePoint (2020)"
- Get-SPCertificate -InUse -DaysToExpiration 30