Direct ピアリングを設定して監視する
この記事では、Azure Peering Service でDirect ピアリングを設定および管理する方法について説明します。
Direct ピアリングを作成する
Direct ピアリングをプロビジョニングするには:
Direct ピアリングの要件を理解するには、Microsoft ピアリング ポリシーを確認してください。
Direct ピアリングを作成または変更する手順に従って、ピアリング要求を送信します。
ピアリング要求を送信した後、認可状 (LOA) を提供するか、他の情報を提供するために、登録されたメール アドレスを使用して Microsoft から連絡があります。
ピアリング要求が承認されると、接続状態は ProvisioningStarted に変わります。
次に、以下の手順を実行します。
- LOA に従って接続を完了します。
- (省略可能) IP アドレス範囲 169.254.0.0/16 を使用して、リンク テストを完了します。
- Border Gateway Protocol (BGP) セッションを構成します。
- Microsoft に通知します。
Microsoft は、DENY ALL ポリシーを使用して BGP セッションをプロビジョニングし、エンド ツー エンドのセッション検証を完了します。
プロビジョニングが成功すると、ピアリングの接続状態が Active であることが通知されます。
その後、新しいピアリングを介してトラフィックが許可されます。
Note
接続状態は、標準の BGP セッション状態とは異なります。
レガシの Direct ピアリングを Azure リソースに変換する
従来の Direct ピアリングを変換するには、レガシの Direct ピアリングを Azure リソースに変換する手順を実行します。
変換要求を送信すると、Microsoft が要求を確認し、必要に応じて連絡してきます。
要求が承認されると、Direct ピアリングは接続状態が Active として表示されます。
Direct ピアリングをプロビジョニング解除する
Direct ピアリングをプロビジョニング解除する場合は、Microsoft ピアリング チームにお問い合わせください。
Direct ピアリングがプロビジョニング解除に設定されると、接続状態は PendingRemove に変わります。
Note
接続状態が ProvisioningStarted または ProvisioningCompleted のときに、PowerShell コマンドレットを実行して Direct ピアリングを削除すると、操作は失敗します。
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- Microsoft とのピアリングを設定するための前提条件を確認します。
- ピアリングポリシーの詳細を知る