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Azure Backup ワークロードの監視

Azure Backup では、バックアップ要件とインフラストラクチャ トポロジ (オンプレミスと Azure) に基づく複数のバックアップ ソリューションを提供します。 すべてのバックアップ ユーザーまたは管理者は、すべてのソリューション全体で何が起こっているかを確認し、重要なシナリオで通知を受け取ることができます。

アラート、ジョブ、セキュリティ、使用状況の概要は、既定では Azure ビジネス継続性センター、Recovery Services コンテナー、Backup ボールトの [概要] ペインで使用できます。 この記事では、ビジネス継続性センター、Recovery Services コンテナー、Backup ボールトを使用して監視機能を表示および構成する方法について説明します。

Azure ビジネス継続性センターの保護対象および保護可能な項目

Azure ビジネス継続性センターを使用して、すべての保護対象および保護可能な項目を監視できます。 Azure ビジネス継続性センターの [保護された項目] ブレードに移動して、1 つ以上のソリューションによって保護されているリソースを表示し、それらに対してアクションを実行します。 Azure ビジネス継続性センターの [保護可能なリソース] に移動して、現在どのソリューションでも保護されていないリソースを表示します。

Recovery Services コンテナーでのバックアップ項目

Recovery Services コンテナーを使用して、すべてのバックアップ項目を監視できます。 Recovery Services コンテナー[バックアップ インスタンス] セクションに移動すると、指定されたワークロードの種類のすべてのバックアップ項目の詳細な一覧と、各項目の最後のバックアップの状態、利用可能な最新の復元ポイントなどの情報が表示されるビューが開きます。 Backup ボールト内のバックアップ インスタンスの一覧を表示することもできます。

Note

DPM を使用して Azure にバックアップされた項目については、DPM サーバーを使用して保護されているすべてのデータソース (ディスクとオンラインの両方) が一覧に表示されます。 バックアップ データが保持されているデータソースの保護が停止した場合、データソースはポータルに表示されたままになります。 データ ソースの詳細にアクセスして、回復ポイントがディスク、オンライン、またはその両方に存在するかどうかを確認できます。 また、オンラインのデータ保護が停止されていてデータが保持されたデータソースの場合、データが完全に削除されるまで、オンライン回復ポイントの課金が継続されます。

バックアップ項目を Recovery Services コンテナー ポータルに表示するには、DPM のバージョンが DPM 1807 (5.1.378.0) または DPM 2019 (バージョン 10.19.58.0 以降) である必要があります。

DPM、MABS、MARS の場合、バックアップ項目 (VM 名、クラスター名、ホスト名、ボリュームまたはフォルダー名) と保護グループには、'<'、'>'、'%'、'&'、':'、''、'?'、'/'、'#' またはコントロール文字を含めることはできません。

バックアップ ジョブ

Azure ビジネス継続性センターRecovery Services コンテナーBackup ボールトでバックアップ ジョブを監視する方法について確認してください。

次のステップ

Azure Monitor を使用した Azure Backup ワークロードの監視