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BotFramework: ngrok を使って BotConnector 経由の通信をローカルでデバッグする

今回は BotFramework 関連で Bot Connector 経由の通信をローカルでデバッグしてみます。既に展開したボットをクイックにデバッグしたり、BotEmulator が何かしらの理由で使えない場合にも使える手法です。

ngrok

BotFramework Emulator が入っている場合は既にインストールされていると思いますが、まだの場合は https://ngrok.com/download より取得。ngrok を使うと ngrok サーバー経由で通信をローカルにルーティングできます。

手順

テスト用にテンプレートから作ったものを使います。

1. Visual Studio 2017 より Bot Application を作成。

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2. F5 でデバッグ起動。ローカル実行のポートを確認。

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3. コマンドプロンプトを起動して、ngrok を以下のように起動。起動すると ngrok のアドレスが出るので、https アドレスをコピー。

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4. https://dev.botframework.com にログインし、”By Bots” をクリック。”Create Bot” をクリックして新規作成。

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5. Visual Studio 2017 で既にボットを開発しているので、下のオプションを選択して、”OK” をクリック。

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6. 名前を入力。

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7. Configuration に ngrok で取得したアドレスを入力。api/messages を忘れずに。

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8. AppId とパスワードを取得。あとで使うので保存しておく。

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9. 同意して、”Register” をクリック。これで登録は終わりです。

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10. Visual Studio 2017 でデバッグを一旦止めて、Web.config に取得した MicrosoftAppID と MicrosoftAppPassword を設定。但し、ngrok は止めない。

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11. 再度デバッグ実行。

これで Bot Connector からの通信が ngrok サーバーを介してローカルにルーティングされます。

検証

1. 任意の場所にブレークポイントを設定。

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2. ボット登録画面より Test をクリック。

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3. メッセージを送信。

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4. ブレークポイントがヒットすることを確認。

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まとめ

今回は BotFramework を例にしましたが、他の Webhook 系サービスでも同様の手段が取れます。また Visual Studio Code など他の IDE でも同様です。是非試してください!

中村 憲一郎