TFセミナー東京 [Windows Phone 7 開発 Deep Dive on 4/15]、ご来場誠にありがとうございました!
皆様、こんにちは!
昨日は、非常に多くの方にご来場いただき、誠にありがとうございました。実に110人近くの方に集まって戴き、懇親会も稀に見る参加人数で、弊社としても大変嬉しかったです。Mango の開発ツールがリリースされた時点で、また同じような企画を、エバの皆で企画しようと思っておりますので、その節はよろしくお願いします。
さて、さっそく昨日の私のセッション
Windows Phone 7 Deep Dive SOAP エンドポイント活用
のフォローアップを行います。
1.資料と開発環境
まずはこちらが、最終版のPowerPoint ファイルです(PDF)。それにデモで使ったソリューションを3つ入れてありますので、ダウンロードしてから以下をお読みくださいませ。
https://cid-1c511c93217c3e4d.office.live.com/browse.aspx/TF0415SOAPEndpoint
昨日ご紹介した開発環境としては、こちらにあるモジュールをご確認ください。これらが入っていれば問題ありません。
・Microsoft Silverlight Tools fo Visual Studio 2010
・WCF RIA Services 1.0 SP1 for Silverlight 4
・WCF RIA Services Toolkit Dec 2010(Aprilでも可)
・Windows Phone Developer Tools
2.通常のSilverlight アプリケーションによる簡単なWCF RIA Servicesの説明
昨日のセッションは、大きく3つのパートに分かれていました。その最初は通常のSilverlight アプリケーションによる簡単なWCF RIA Servicesの説明です。こちらに関しては、完成品のTechEdDemo7ソリューションまで、このBlogの過去記事に詳しく乗っていますので、こちらをご参照ください。一応その場で作ったソリューションはこちらにあります(名前:SilverlightApplication1.zip)。
※ なお、上記過去記事にもある通り、SQL Server Express 2008 R2に、同じフォルダに入っている BoolClub.sql を使ってデータベースを作っておいてくださいね(この2.と、この後の3.のソリューションでだけ使います。4.のPivotでは使いません。アタッチされている.mdfファイルを使います。データベースの中身は同じです)。SQL Server Management Studio を使うのが簡単です。
3.Windows Phone 7 からのWCF RIA Services利用したデータのロード
SilverlightApplication1.zipはあくまでスクラッチの参考資料で、上記のTechEdDemo7の完成版がこの後の前提となっていますので、まずはこちらを解凍してください(名前:TechEdDemo完成版+WP7.zip)。
手順としてはスライド(PDF)にある通りですので、こちらにある通りやってみてください。Windows Phone 7プロジェクトがないプロジェクトもアップロードしてあります。そして、DemoWPT.txtという名前のコードスニペットもアップロードしてありますので、このテキストを利用して、作ってみてください(名前:TechEdDemo完成版.zip)
4.Windows Phon 7 Pivot Appklicaton からのWCF RIA Servicesを利用したCRUD処理
こちらに関しては、スライド(PDF)を参考に、ソリューションの中身をご覧戴いて、どのような処理が行われているのか、確認してみてください。
ただ、注意点は、このPivotアプリケーションの場合には、MVVM(Model-View-ViewModel) アプリケーションとして書かれており、いわゆるXAMLと分離コード(C#/VB)との対応関係になっていませんので、そこだけご注意ください。ViewModelsフォルダの中にある MainViewModel.cs というファイルの中に処理が書かれていますので、そこを見てください。
※ MVVMについては、 ソリューションサンプルVer.2のMVVM編がリリース間近ですし、別の機会にセミナー等を行う予定もありますので、そちらをぜひご参考までにお聞きいただければと存じます。
準備
準備としては、下記のようにしてみてください。
まずはユーザーを登録します。
こちらの画面から、Loginをクリックし、新規ユーザー登録をします(パスワードの要件が厳しいですが、ちゃんと入れましょう(^^;))。
そして、ソリューションエクスプローラ上でWeb(ASP.NETサーバーアプリケーション)を選択して、**ASP.NET構成**を開きます。
ここで、今追加したユーザーを、Adminグループに入れておいてください。これを行わないと、新規作成や削除ができません。
Securityタブを開いて、Role名がAdminの箇所のManageを開き、
そこに今自分で作ったユーザーを入れてください(私の場合は shotaro )。
HomeからManage Usersを開いて確認します。
これで実行して、Windows Phone 7のPivotアプリケーションの方でも同じようにユーザー名とパスワードを入れて(ちょっと入れるのに苦労しますが(^^;))、実行してみてください。
補足 - CookieContainer について
また最後に補足でいった内容は、スライドに1つ追加しておきましたので参照してください。
Windows Phone 7のWCFクライアントレイヤーは通常の.NET Frameworkに比べ使える機能に制約があり、例えば “message inspectors” は Windows Phone 7 ではサポートされません。そこで 認証済みクッキーのハンドリングのための別の手段が必要、それがCookieContainerということです。
以上です。次回はまず25日のMIX11報告会ですね。ここでは私はHTML5/IE9・10等をお話しします。
それでは、また!
鈴木 章太郎
Comments
- Anonymous
April 27, 2011
The comment has been removed - Anonymous
April 30, 2011
もずさん、コメントありがとうございます。 これって、弊社・井上章のセッションで紹介されていたものですよね? すみません、ちょっと私にはわかりませんので、彼のブログで聞いてみてくださいますか? お手数ですがよろしくお願いします。