Eric Swift が語る Office 365
Eric Swift が語る Office 365
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今週、私たちの部門の代表である Kurt DelBene が、 Office 365 (英語) をリリースする計画を発表しました。この発表について、またそれが市場、SharePoint の利用者、およびパートナーに及ぼすであろうプラスの効果について、私の考えをお話したいと思います。現在、 Office、 Exchange、 Lync および SharePoint は、多くの組織において生産性を支えるバックボーンになっています。これらの製品をお使いの企業では、既に目覚ましい成果と高い投資収益率 (ROI) を上げています。Office 365 では、生産性の未来における次のステップとして、常に最新の状態が維持されるクラウド サービスでこれらの機能が統合されます。Office 365 は、標準的な月額利用料であらゆる規模の企業に本格的な生産性ソリューションを提供します。
これまでに、SharePoint 2010 はお客様から大好評をいただいています。今年になってこの仕事に就いたときに、私はこの製品をお使いのお客様やパートナーの皆様が、組織の共同作業と情報共有の方法を変えようとしている熱意に感銘を受けました。現在、17,000 を超えるお客様と 1 億人を超える人々が日々 SharePoint を利用しています。Office 365 の一部である SharePoint Online によって、さらに何百万人という人々が SharePoint の強力な機能を活用できるようになります。
優れたアプリケーションを SharePoint Online と組み合わせることによって、組織や専門家は、情報、見通し、および重要なドキュメントを仕事仲間、顧客、パートナーと安全に共有するためのサイトを構築できるようになります。
簡単に Office ドキュメントを作成して SharePoint Online に直接保存し、オフラインまたは電話でコンテンツにアクセスし、使い慣れたツールで情報や見通しをすばやく共有することができます。
また、Office 365 では Office、Exchange、Lync、および SharePoint が連携して機能するので、これらの製品を最大限に活用できます。
SharePoint 開発者と独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) は、現在、次のような機能を利用して SharePoint Online を構成および拡張できます。
- マスター ページ、テンプレート、ページ レイアウト、およびサイト列を構成する
- Silverlight のカスタム コントロール、ナビゲーション、または機能コントロールを使ってサイトの UI をカスタマイズする
- SharePoint Online に含まれるデータとドキュメントを使って、カスタマイズしたドキュメント ワークフローを構築する
- リストとコンテンツ タイプをカスタマイズする
- サンドボックス ソリューションを使ってカスタム Web パーツを作成する
- InfoPath フォームを使ってブラウザー ベースのフォームをデザインする
SharePoint Online を拡張およびカスタマイズする方法の詳細については、「 SharePoint Online の開発者向けリソース センター 」を参照してください。
おそらく多くの ISV では、SharePoint 2010 向けに作成された高機能なソリューション、たとえば完全信頼のコードに依存するソリューションや、Business Connectivity Services (BCS) を使ってバックエンド システムに接続するソリューションをどのようにサポートすればいいのかと疑問に思うことでしょう。いずれ私たちは BCS などの機能の多くをオンラインで利用できるようにするつもりです。完全信頼のコードのような他の機能については、高度にスケーラブルな共有サービスで効果的に実行するための新しいアプローチが必要になります。一般公開への移行に伴って、私たちは機能をどのように移行するかに関する詳細なガイダンスを提供し、またはこれらの高度なシナリオをオンラインでサポートするための代わりのアプローチを示します。
IT 担当者とサイト管理者は、SharePoint Online 管理センターの次のような機能を使って、SharePoint Online サービスを簡単に計画、セットアップ、および管理することができます。
- 新しいサービスをセットアップする
- サイト コレクションを作成または削除する
- エクストラネット サイトを構築し、 顧客とパートナーを 安全に 招待する
- サイト コレクションの管理者を管理する
- 記憶域のクォータと警告レベルを変更する
- エンド ユーザー サポートおよびトレーニング コンテンツにアクセスする
SharePoint Online サービスのセットアップと管理に関するガイダンスについては、「SharePoint Online の計画と管理 」を参照してください。また、今後提供される詳しい情報にも注目してください。
Office 365 の発表は、SharePoint ビジネスにとっての重要な節目となります。私は、Office 365 がきっかけとなり、もっと多くの組織や専門家が SharePoint の強力な機能の恩恵を受けるようになると期待しています。今日から、世界中の数千の組織で Office 365 のテストが始まります。徐々に、このベータをさらに多くの組織に拡大しながら、来年全世界でサービスを開始するための準備を進めます。どうか SharePoint Online の詳しい情報をご覧になり、 office365.com (英語) で Office 365 ベータに奮ってご参加ください。
-Eric Swift
ゼネラル マネージャー
SharePoint 製品管理グループ
投稿日: 2010 年 10 月 26 日 午前 12:49
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「Eric Swift on Office 365」をご覧ください。