あけまして、おめでとうございます。
本年もなにとぞよろしくお願いいたします。
ウン十日残っている有給休暇を少しでも消化するために、今回は 12 月 28 日からお休みをいただきました。
やく一週間の休暇となったわけですが、帰省も旅行もしないので、家でのんびりと 2 月に行われる Tech Days 2010 に向けての下調べをしておりました。
それと、学生時代からの夢であったホームシアター(っぽいもの) を作ってみました。
実は私、高校の頃から映画にはまりまして、現在でも年間 70 本以上の映画を観ています。
そのほとんどは行きつけの劇場で観ているので、自宅にそれほど立派な鑑賞環境は必要ないと思っていたのですが、去年、生まれて初めて自分で TV (東芝さんの REGZA )を買い、画面のデカさ、デジタル放送の綺麗さ、機能の豊富さに感動し、貧乏学生時代の憧れであったホームシアターというものを作ってみようと思った次第です、はい。
それに最近の TV には DLNA クライアントの機能が搭載されているので、PC 内の動画を Windows Media Player を通して TV で観れるのも良いですね。
TV レス時代に PC に取り付けた MTV2000 で録画した地上アナログ放送のコンテンツを DLNA で配信して 46 インチの画面で観てみましたが、なかなかどうして十分鑑賞に堪える画質でした。
また Windows 7 付属の Media Player は、TV が再生可能な形式に自動的にコンバートしてくれる機能があるので、DivX などの本来 TV で再生できないコーデックのコンテンツも TV で鑑賞できるのも◎です。
そんな、21 世紀の技術で作られた近代的な TV の高機能にエテ公のごとく喜び狂った私ですが、問題となったのが DVD 再生環境です。
それまで PC を TV 代わりにしていたので DVD の再生は DVD ドライブで行っていたわけですが、いかな新型 TV といえど PC 用の DVD ドライブは取り付けられません。
DLNA で PC から DVD の動画を配信できないか、いろいろ試してみましたが、結局のところリッピングする必要があり、運用が面倒なのと、ライセンス的にも???です。
まぁ、ふつうはここで DVD プレイヤーや Blu-ray プレイヤーなどの外付けデバイスの購入を検討すると思うのですが、PC での再生に慣れた私には、どうしてもDVD などの決まったメディアの再生しかできない機器を購入することに抵抗がありました。
結局どうしたかというと、TV でのメディア再生用に PC と、Blu-ray ドライブを購入しました(笑)
購入した PC は Acer さんの AspireRevo ASR3610-A44 という機種で、CPU こそ Atom 330 ですが、ビデオチップに NDIVIA ION が使用されているため HD 動画や、Blu-ray も楽勝で再生できます。
端子も HDMI がついているので、TV との接続もケーブル一本で可能です。( ちなみに接続端子は HDMI 以外に eSATA、光デジタル、USB (5つ)、カードスロットと、豊富に用意されております)
この PC、OS が Windows 7 Home Premium (64 bit) 付のうえ、ワイヤレスキーボードとマウスがついていますが、NTT-X さんから \3,2000 - で購入できました。
ネットブックと変わらないスペックとはいえ、64 bit OS がついた新品の PC がほぼ 3 万円で買えてしまうとは、エラい時代になったものだな、と感心してしまいました。
Blu-ray ドライブは IO データさんの BRD-UH08LE を購入しましたが、これには Blu-ray の再生ソフトがついていないので(涙)、これから購入するなら再生ソフトがバンドルされたBRD-UH8S のほうがいいでしょう。
これで DVD、 Blu-ray ソフト、インターネットで配信されている動画の鑑賞、記録の環境ができあがりました。自宅の TV には、NAS に録画する機能もついているので、PC に外付けの HD を追加してネットワーク共有すれば録画ストレージとしても使用できます。
さて、コンテンツが見れるようになったということで、次は音響です。
言ってはなんですが、私、オーディオについては全くの素人で、音楽は PC の外付けスピーカー or 、シリコンオーディオ デバイス付属のヘッドフォンで大満足という、非常にしょーもな...、もとい、コストパフォーマンスの高い仕様の耳をしているため、どういったものを選んで良いやらさっぱりわかりません。
しかし、技術とは人を助けてくれるものです。 オンキョーさんのシアターパッケージシステム BASE-V20HD は、付属のマイクが適切な音場の設定を自動でしてくれるというので、価格COM さんで調べた最安値店から、センタースピーカーを追加して、約 5 万で購入しました。
現在はまだ 3.1 チャンネルですが、音がいいのはもちろん、TV とリンクしてくれるし、PC 側の音は TV の HDMI を通して送られるし、ステレオジャック にシリコンオーディオ デバイスをつなげけば、音楽はもちろんのこと、チューナー内蔵のものであれば、ラジオも聴けてなかなか便利です。
とまあ、今回の購入でいろいろと TV の可能性が広がったわけですが、これだけの機能を追加しても 10 万以内の出費で済んでしまうのですから、技術の進歩はほんとうなすごいな、と。
それと、購入にあたっては価格、製品のレビューを含めて Web の情報が非常に役に立ったのと、日本の物流の素晴らしさには改めて感心しました。(別件で、 Amazon で朝注文したものが、同日の夕方に届いたのには本当に驚いた。)
それもこれも、すべては IT によってつながっていると考えると、IT の持っているパワーというものは、ほんとうに計り知れないなぁ、と感心したしだいです。
なんか、今回はぜんぜん技術ブログではないですが(汗)、次回はコードでファイルサーバーリソースマネージャーの ファイルスクリーンを実装する機能について書きたいと思います。