Active Directory: メタデータ クリーンアップ [動画]
はじめまして。
Critical response team の夜間を担当しています、馬場と申します。
ドメイン管理者のみなさんは、以下のような経験をされたことはありませんか?
ドメイン コントローラのディスクが破損してしまった!
ドメイン コントローラのデータベースが破損し、起動しなくなった!
ドメイン コントローラ間で複製が長期間できておらず、ドメイン コントローラとして機能していなかった!
このような時に限ってバックアップがなかったり、バックアップ自体が破損してしまっているというような悲惨な自体が起きることがあります。 幸いなことに、正常なドメイン コントローラが 1 台でも残っていれば、Active Directory のデータはそこから複製させることが可能です。 しかし、ドメイン コントローラが破損してしまった場合、通常の DCPROMO のウィザードを使用することでドメイン コントローラを降格することができないシチュエーションが多々あります。例えばディスクが壊れてしまった場合、OS からインストールを行う必要があります。 ディスクが破損してしまったドメイン コントローラはネットワークからはいなくなっていても、ドメイン コントローラの降格を行っていないため、他のドメインコントローラはまだ問題が発生したドメイン コントローラはいると認識してしまっています。つまり、すでに存在しないドメイン コントローラの情報がいつまでも他のドメイン コントローラでは残ってしまっているのです。 このような場合には、その情報を手動で削除する必要があります。手動で削除する方法をメタデータ クリーンアップと呼びます。すでに、実施されたことがある方もたくさんいらっしゃるかもしれませんが、以下に Windows Server 2008 、Windows Server 2003 SP2 、Windows 2000 Server SP4 でのメタデータ クリーンアップの作業を動画でアップしてみたので、参考いただければと思います。
注意: 動画はあくまでもサンプルですので、詳しい手順につきましては以下の弊社技術情報をご確認ください。
ドメイン コントローラの降格に失敗した後、Active Directory のデータを削除する方法
https://support.microsoft.com/kb/216498/ja
○ Windows Server 2008
○ Windows Server 2003 SP2
○ Windows 2000 Server SP4