Exchange Server 展開アシスタントが Exchange 2016 の新しいシナリオに対応
(この記事は 2016 年 2 月 10 日に Exchange Team Blog に投稿された記事 Exchange Server Deployment Assistant Updated with New Exchange 2016 Scenarios の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)
このたび、Exchange Server 展開アシスタントが新たにアップデートされました。
これにより、Exchange 2010 が既にインストールされている場合に、展開アシスタントを使用すると Exchange 2016 ベースのハイブリッド展開を構成できます。Exchange 2016 ベースのハイブリッド展開を構成することで、クロスプレミスの電子情報開示、安全性が強化されたメール機能、複数の Active Directory フォレストのサポート、OAuth によるフェデレーションのサポートなど、多数の機能をご利用いただけるようになります。
この新しいシナリオに加えて、展開アシスタントは次の既存シナリオにも対応しています。
- 既存の Exchange が展開されていない環境に Exchange 2016 を展開する
- Exchange 2010 から Exchange 2016 にアップグレードする
現在も、さらに多くのシナリオをできる限り早急に追加するべく取り組みを進めています。提供開始の準備が整いましたら、こちらのブログでご案内いたします。
展開アシスタントにこれまで馴染みのない方のために簡単に解説しますと、Exchange Server 展開アシスタントは、Exchange のオンプレミス展開、オンプレミス環境と Office 365 でのハイブリッド展開の構成、Office 365 への移行といった場合に役立つ Web ベースのツールです。このツールは主要ブラウザーの大半でサポートされており、最初にいくつかの簡単な質問に答えると、その回答を基に、Exchange の展開手順または構成手順、お客様に合わせたチェックリストが作成されます。作業に必要な情報を Exchange ライブラリで探す必要はありません。展開アシスタントが、漏れなく確実に提供してくれます。
展開アシスタントによる展開の成功事例をお持ちのお客様や、ツールの機能強化に関するご要望をお持ちのお客様は、ぜひフィードバックやご意見をお寄せください。この記事のコメント欄にご投稿いただくか、edafdbk@microsoft.com まで直接メールをご送付いただくか、展開アシスタントの各ページのヘッダーの [Feedback] リンクからお寄せいただきますようお願いいたします。
この機能をご活用いただけますと幸いです。
展開アシスタント チーム
※ 本情報の内容(添付文書、リンク先などを含む)は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。