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Exchange 2013 サービス診断コマンドレットについて

いつも Exchange Server をご利用いただきありがとうございます。

Exchange Server 2013 には、ブラウザーからグラフィカルなユーザー インタフェース (GUI) として提供されている Exchange 管理センター (EAC) にアクセスする方法と PowerShell というコマンドライン ベースのツールである Exchange 管理シェル (EMS) を起動する方法が提供されております。

Exchange 管理シェル (EMS) では、GUI から操作できないきめ細かなオプション指定や、ファイル データの入出力などの強力な機能が豊富に実装されており、日常の管理タスクを効率的に実施することが可能となります。また、エンド ユーザーからの問合わせがあった際に調査に必要となる情報収集がスムーズに行えるメリットもあります。

このたび新しく Exchange の管理者になられた方や Exchange 管理シェル接続の環境が必要となったお客様にむけて、Exchange が必要とするすべての Microsoft Windows サービスが開始されているかどうか簡単にテストする方法についてご紹介いたします。

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Microsoft Windows サービス診断コマンドレット
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Exchange Server 2013 では、Test-ServiceHealth コマンドを使用して、ローカル サーバーのサービスをテストすることで、必要なサービスが開始されているか確認することができます。コマンドレットを実行すると、構成された役割によって要求され、自動的に開始するよう設定されているにもかかわらず開始されていないサービスについて、下記の様にエラーが返されます。

例: Test-ServiceHealth

例えば、役割別に必要なサービスの状況を確認したい場合、コマンドレットを以下のようにカスタマイズしてご使用いただくことが可能です。

例: Test-ServiceHealth | ft Role, RequiredServicesRunning –Autosize

さらに、サーバー別のサービスの状態は、サーバー名をご指定していただくことでご確認が可能です。

例: Test-ServiceHealth –Server <サーバー名> | ft Role, RequiredServicesRunning –Autosize

なお、このコマンドレットを実行する際には、あらかじめアクセス許可を割り当てる必要があります。割り当てられているアクセス許可によっては、一部のパラメーターにアクセスできないことがございますのでご注意ください。必要なアクセス許可の一覧や本コマンドレットの詳細については、以下のサポート技術情報をご参照ください。

TItle: Exchange およびシェル インフラストラクチャのアクセス許可
URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd638114(v=exchg.150).aspx

Title: Test-ServiceHealth
URL: https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/aa998852(v=exchg.150).aspx