Partager via


2014 年初めに Exchange Server 2013 Service Pack 1 をリリース

(この記事は 2013 年 11 月 20 日に The Exchange Team Blog に投稿された記事 Exchange Server 2013 Service Pack 1 Coming in Early 2014 の翻訳です。最新情報については、翻訳元の記事をご参照ください。)

 

先日、Office 2013、SharePoint 2013、およびExchange Server 2013 の Service Pack 1 (SP1) が来年初めにリリースされることを Office ブログ でお伝えしました。このリリースをずっと待ち望んでいた Exchange ユーザーの皆様は、Exchange Server 2013 SP1 でどんな機能強化が実施されているのか早く知りたいとお考えなのではないでしょうか。この記事では、SP1 で実現されるメリットをいくつかご紹介します。なお、本製品では CU3 のリリースも控えており、こちらの詳細についてもまもなくお伝えできる予定です。どうぞお楽しみに。

今回は、SP1 で導入される主要な改良点についてご紹介します。ここで取り上げるのは、ほんの一部です。さらなる詳細については随時発表していきますので、リリースまでの間、引き続きご注目ください。

Windows Server 2012 R2 をサポート : Windows Server 2012 R2 のリリース以来、サポートを望むご意見を数多くお寄せいただいており、今回これに対応しました。SP1 を適用した Exchange Server 2013 のサポート対象 OS として、Windows Server 2012 R2 が追加されます。ぜひ、今後の導入をご検討ください。

OWA で S/MIME をサポート : SP1 では、OWA で S/MIME が再びサポートされます。これにより、SP1 をお使いの場合、Outlook、Exchange ActiveSync クライアント、および OWA で S/MIME が利用可能になります。

エッジ トランスポートサーバーの役割を導入 :Exchange Server 2013 でも、SP1 からエッジ トランスポートサーバーの役割を使用できるようになります。

不具合の修正と各種機能強化を実施 : もちろん SP1 では、お客様からご報告いただいた不具合を修正し、ご要望のあった機能強化を実施しています。SP1 は、Exchange Server 新しい累積更新プログラム (CU) の最初のサービス パックとして発行されるものであり、実質的な CU4 です。SP1 のインストールは、これまでの Exchange Server 2013 の各 CU と同様の手順で行います。また、SP1 には、これまでにリリースされた Exchange Server 2013 CU の修正内容がすべて含まれています。

SP1 を適用するためには、Active Directory スキーマを更新する必要があります。Exchange Server 2013 を更新する際には、すべてのユーザーの方がこの要件を満たしていなければなりません。SP1 を早期に適用してご活用いただけるよう、Active Directory スキーマの更新をご検討ください。Exchange 用の Active Directory スキーマの更新は追加的に実施可能で、以前のリリースとの下位互換性が必ず確保されています。

Exchange 製品グループを代表して、日々ご協力くださるお客様に感謝申し上げます。いつものお願いではありますが、たくさんのご意見ご感想をお待ちしています。

Brian Shiers
Exchange 担当テクニカル プロダクト マネージャー