SQL Server の歴史を振り返る(第 3 回目)
Microsoft Japan Data Platform Tech Sales Team
坂本 禎尚
さてここまでマイクロソフトのデータプラットフォーム戦略の中核となる SQL Server について話をしてきましたが、SQL Server 自身およびそれを取り巻く周囲の関係要素は今日非常に多岐に渡ります。
SQL Server 自身が持つ、あるいは Office 製品やクラウドサービスと連携したビジネスインテリジェンス/アナリティクス要素。IoT に端を発したビッグデータ分析基盤要素などなど。
また近年では、SQL Server はオンプレミスの製品としてだけでなく、マイクロソフトが提供するパブリッククラウドの Azure 上に PaaS のサービスとして展開された Azure SQL Database や Azure SQL Data Warehouse という形でも存在し、これらのコードは基本部分が統一されているのでアプリケーションのポータビリティ性も高く、Azure ML (機械学習)のような先進的な Azure のサービス群と組み合わせることであらゆるニーズに適応可能なデータプラットフォームになってきています。
今後の SQL Server を中心としたマイクロソフトのデータ プラットフォーム戦略に是非ご期待下さい。