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読み取りアクセス地理冗長ストレージのパブリック プレビューを発表

このポストは、12 月 13 日に投稿された Announcing Public Preview of Read Access Geo Redundant Storage の翻訳です。

ビジネス クリティカルなソリューションのクラウド依存度がますます高まっている今、データの耐久性と、重大な障害発生時のデータ アクセスの確保は、きわめて重要な課題となっています。

このたびマイクロソフトは、このニーズに応える新しいサービス、読み取りアクセス地理冗長ストレージ (RA-GRS) のパブリック プレビューを発表しました。

RA-GRS を使用すると、プライマリ拠点のストレージ アカウントが利用不可になった場合に、セカンダリ拠点のストレージのレプリカを読むことができます。セカンダリ拠点はプライマリ拠点から数百キロ離れた場所にあるため、データの耐久性を保持しつつデータへのアクセスを改善することができます。

この新しい読み取りアクセス サービスは、データのレプリケーションを強化するオプションとして提供されています。このサービスを利用するには、Web 上のプレビュー サービス (英語) ページで限定プレビュー版へのサインアップを行ってください。サインアップが済んだら、Windows Azure 管理ポータルにログオンし、お使いのストレージ アカウントで RA-GRS を有効にします。Windows Azure Service Management API でも同様に設定を行うことができます。サービスが有効になると、セカンダリ拠点のエンドポイントの名前が提供されます。この情報を利用してセカンダリ拠点のエンドポイントに読み取り要求を送信することで、データを読み取ったり、アカウントのデータをレプリケートする際のタイム ラグを照会したりすることができます。詳細については、Windows Azure ストレージのサイトと Windows Azure ストレージの冗長オプションと読み取りアクセス地理冗長ストレージのブログを参照してください。