Windowsストア アプリ開発 Tips集012 ~レビューページへの誘導~
マイクロソフトの田中達彦です。
本連載では、C#/XAML でWindowsストアアプリを開発するときにヒントを紹介します。
[レビューとは]
Windowsストア アプリをインストールした人は、そのアプリに対してレビューを行うことができます。
星5つを最高とする評価と、オプションでコメントを残すことができます。
評価は以下のようにWindowsストアに表示されます。
アプリをインストールするときに、評価が高いアプリのほうがインストールされやすいので、評価を高くできる可能性がある方法を紹介します。
[サンプルについて]
添付のサンプルは、3回起動するごとに以下のメッセージダイアログを表示します。
このダイアログで「いいえ」を押すと、レビューに行かずにダイアログが閉じます。
「はい」を押すと、以下のメッセージダイアログを表示します。
ここでダイアログを閉じると、以下のようにレビューページが表示されます。
ポイントは、アプリに満足していない人には評価してもらわず、アプリに満足している人のみに評価を求めるという点です。
この手法により、高い評価のみを得られる可能性が高まります。
[自分のアプリのレビューページ]
サンプルの最後のほうに以下のようなコードがあります。
// レビューページの表示。PFN= のあとに、自分のアプリのディープリンクを入れる
await Windows.System.Launcher.LaunchUriAsync(new Uri("ms-windows-store:REVIEW?PFN=94909f7c-d5a9-4f98-85f2-356164de9e49"));
この中の黄色でマーカーしている PFN= に続く数字とアルファベットの並びを自分のアプリのものに変更します。
この並びは、開発者ダッシュボードを見ると知ることができます。
既に公開しているアプリであれば、開発者ダッシュボードでそのアプリの詳細ページを開くと、以下のようにアプリの紹介に使えるURLが書かれています。
この赤い部分の情報を使用します。
まだ公開していないアプリの場合は、以下のようにそのアプリのリリース用の情報を入力するページを表示し、そのページのURLに入っている情報を使用します。
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011 ~コントロールの明るさを一発で変える~
マイクロソフト
田中達彦
Comments
- Anonymous
March 15, 2015
アプリをリリースしてもダウンロードしてもらうために評価をあげるのって大変ですよね。サンプルの利用方法などとっても参考になりました。 クールアプリ(http://www.coolapp.jp)