[Office 2010 小ネタ2] パワポのスライドを一時的に非表示にする
マイクロソフトの田中達彦です。
プロジェクターを使ってPowerPointのスライドを表示させているとき、一時的にスライドの画面を消したいときってありませんか?
スクリーンの前を人が横切るときや、発表者が変わるときなど、一時的に画面を消しておきたいときに、便利なコマンドがあります。
PowerPointのスライドを表示させているときに、キーボードの B のキーを押してみてください。
Bキーを押すと、スライドを一時的に消すことができます。
画面を黒くするので、BlackのBを覚えると覚えやすいです。
BがBlackなら、Wを押すとどうなるでしょう?
ご想像のとおり、Wを押すと画面が白くなります。WhiteのWですね。
もし、今までスライドを一時的に消したいときに、プロジェクターのレンズの部分に蓋をして隠すようなことをされていた方がいらっしゃったら、ぜひお試しください。
スライド上映中に使えるコマンドについては、スライド上映中に[f1]キーを押すと一覧が表示されます。
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数字を入力してEnterを押すと、その数字のページに飛ぶという機能もあります。
僕の場合、セミナーで使用する資料の最後のほうに予想される質問の答えを用意しておき、質問がきたらその答えに対応するスライドに飛ばすという使い方をしたことがあります。
この小ネタは、PowerPoint 2010だけではなく、PowerPoint 2007や2003でも使えます。それより前のPowerPointに関しては、手元に古いバージョンのPowerPointがないのでちょっとわかりません。
マイクロソフト
田中達彦