厳しい書評をいただきました
マイクロソフトの田中達彦です。
執筆した「Windows Phone ゲーム プログラミング」について、Amazonで厳しい書評をいただいてしまいました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4797367156/
ご意見をいただけるのはありがたいことですが、厳しいご意見はやはりヘコみますね。
書籍の企画をしているときに、出版社側とやり取りをしていた企画書の一部を抜粋しました。
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[対象とする読者]
何らかの開発経験がある人。遠い過去にC言語やN88-BASICをやったことがあるというレベルでも可。以下のような人も対象とする。
- ゲームを自分で作ってみたい人
- 久しぶりにプログラミングをやってみようと思った人
- Windows Phone出荷直後にアプリケーションを登録し、ひと儲けしたいと考えている人
[本書の目指すところと特長]
プログラミングの楽しさ、ゲーム作りの楽しさを、Windows Phoneを通じて体験でき、自分で作ったゲームをマーケットプレースに登録したくなる状態になることを目標とする。
書籍中のプログラムの改変を可とし、プログラムの書き換えでオリジナルのゲームを作れるようにする。ゲームに使用できるグラフィックデータも提供する。
書籍の中では、要所となるシンプルなゲームの部分を説明し、各ゲームの応用編として少し凝ったゲームをプロジェクトごとダウンロードできるようにする。
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僕自身、Windows Phoneでの開発を学んでいる過程で、アイデアを形に直結できるプラットフォームとしてのWindows Phoneの魅力に取りつかれてしまいました。
アイデアがあっても、プログラミングが難しかったり、開発環境を揃えるのが大変だったりすることが多く、その点でWindows Phoneの敷居の低さには驚いていました。
とにかく、アイデアをアプリやゲームの形にするまでの手間と時間が圧倒的に短いのです。
そのようなWindows Phoneでのアプリやゲームの開発を少しでも多くの方に体験してもらいたいという思いが、この書籍の執筆の動機です。
セミナーのアンケートもそうですが、厳しいご意見は長い目で見ると役に立つことが多いです。
言っていただけることは、ありがたいことです。
マイクロソフト
田中達彦
Comments
Anonymous
October 23, 2011
多分、実際の本を見ずAmazonで予約して買われたのだと思いますが、Amazonの内容紹介を見るだけでもどのような方が対象かは想像もつくと思います。また、少し調べればUX-TVの存在や書籍の内容もわかります。買われてがっかりされたのは残念ですが、よく調べずに買って文句を言うのもどうかと思いました。機会があればこういう方も満足されるようなレベルの書籍も出されてはいかがでしょうか。Anonymous
October 23, 2011
deshi様、コメントをいただきありがとうございます。 改めてAmazonに掲載している情報を見ました。それだけで判断していただくのは、なかなか難しいですね。 今後書籍を出すときには、なるべく期待値と内容が乖離しないように、情報出しを気をつけます。Anonymous
October 23, 2011
「はじめてのなんちゃら」とか、どういった読者層をターゲットにしているのかが一目でわかるようなタイトルにすれば誤解されずに済んだかも知れませんね。Anonymous
October 25, 2011
きくちゃん様、コメントありがとうございます。 確かに、「はじめて」や「入門」のような文言がタイトルにあれば良かったですね。 今回は、なるべくシンプルなタイトルをということで、ストレートなタイトルをつけてしまいました。 タイトルは難しいですね。