F# のソースコードのライセンスが変更されました
F#コンパイラなどのライセンスがApache 2.0に変更されているのが、アナウンスされました。F# PowerPackで提供されるソースコードに、F#コンパイラやF#インタラクティブも含まれています(Changeset 53135で確認しました)。microsoft.comのダウンロードできる F# CTPは、Microsoft Research Shared Source License Agreement(MSR-SSL)のままで、更新されていないようですから、整理すると以下のようになります。
- F# CTPのバイナリはMS-RSのまま(ダウンロードセンター)。
非商用でのソースコード利用や、バイナリ利用はこの限りではありません。 - F# PowerPackはApache 2.0ですから、ビルドしたバイナリもApache 2.0に従う。
- Visual Studio 2010に含まれるF#は商用ライセンス。
F#開発チームが以前に約束して公約が果たされたと受け止めてべき、できごとだと思います。
Comments
- Anonymous
November 07, 2010
いつも勉強させて頂いてます。 以前紹介して頂いた、「プログラミングF#」と「Expert F# 2.0」で毎日勉強しております。 Mr. Don Syme のブログでもこの件に関するエントリーが登録されていますね。 これにより F# が更に身近になれば良いですね。