今、仮想化をサービスとして利用するとしたら・・・
先ほど投稿した、Virtual Server と Hyper-V のどっちが良い?に引き続きの投稿となります。
ご存知の通り、Virtual Server のような完全仮想化の環境ではハードウェアエミュレーションによって仮想環境が物理マシンから独立して動きます。
その分オーバーヘッドは大きいんですよね。
でも、オーバーヘッドが大きくても問題なく動く環境もありますから、否定することはないです。
そこで、こんなことをかんがえてみました。
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例えば、社内にあるサーバー環境を、
① Virtual Server 上で動かしても大丈夫なもの
② Hyper-V のパフォーマンスがあれば仮想化できるもの
③ まだ仮想化が難しいもの
と3つにわけることができたとすると、
③ は、仮想化という点で手が出せません。
② は、仮想化の良さを活かしつつもパフォーマンスチューニングが必要だから自社に置いておこうと考えるべきかもしれません。
でも①の仮想サーバーは、社外の仮想化ベースのホスティングサービスへと移してしまっても大丈夫ではないか?なんて想像くらいはできます。
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ちなみに、①なら外部のサービスを利用しても・・・と書きましたが、ネットワーク通信が必要な場面も多いでしょうから、仮想サーバーだからといってどこで動いていてもよいわけではないということくらいは知ってます。
ここで書きたかったのは、「サーバーを自社内で仮想化するだけではまだまだ足りないと思っている方がいたら、その先まで見据えて仮想化を考えてみるのも面白いのではないか」と言いたかったのでした。
まだまだ仮想化やそれを取り巻く環境は進化しそうですからね。
マイクロソフト 高添