【Windows Server 2008】(sample)Server Core 用 無人応答ファイル & RODC 昇格用 無人応答ファイル
いよいよ the Microsoft Conference 2008 が目前に迫ったきました。いまデモンストレーションの最終調整を行っています。
私が担当するのは、「サーバー展開のための留意事項および Server Core の導入シナリオ」というセッションでして、なんというか...タイトルからして地味なわけですが....。それでも、アンケートによればこの時間帯最も注目を集めているらしく....自然と気合いが入ります。
当日のセッションは午前10時開始となりますが、いきなりデモンストレーションから入ります。
その場で Server Core をインストールしてしまおうというものですが、ただインストールしても面白くないので、当然無人で行います。加えて、コンピュータ名の設定やIPの設定、ドメインへの参加、ドメインコントローラへの昇格まで無人で行う予定です。
これが約18分~20分。この間に、すべての説明を完了させ、10時35分にはデモンストレーション画面に戻って、「Server Core の管理を始めるための準備」についてデモンストレーションをする予定です。
正直なところ、時間が厳しく、細かな説明はほとんどできません。
当然のことながら、無人セットアップファイル(unattend.xml)等の説明も行うことができません。
ということで、当日使用する unattend.xml および 読み取り専用ドメインコントローラに昇格するための無人応答ファイルをこちらに掲載しておきます。
[sample] unattend.xml for Windows Server 2008 Server Core
この中では以下の処理を行っています。
- 既存パーティションの削除
- 新規にパーティションを30GBで作成
- Server Core のインストール
- ドメインへの参加
- administrator のパスワードの初期設定
- IPアドレスとDNSの設定
- コンピュータ名の変更
- 読み取り専用ドメインコントローラ(RODC)への昇格
※以下のdcpromo用無人セットアップファイルを合わせてご覧ください
[sample] unattend file for promotion to rodc
この中では以下の処理を行っています。
- 既存ドメイン(example.jp)への追加ドメインコントローラとして昇格
- Active Directory にはRODC用アカウントは事前に作成していないことを前提
(2 ステージ インストール ではない)RODCについてはこのblogでも何回か取り扱っていますので、以下も参考にしてください。
https://blogs.technet.com/junichia/archive/tags/RODC/default.aspx
当日、皆様のご来場を心よりお待ちしております。