より容量の小さい Windows Server の IaaS イメージを発表
執筆者: Jing Xu (Program Manager, Azure Compute)
このポストは、5 月 18 日に投稿された New smaller Windows Server IaaS Image の翻訳です。
マイクロソフトでは、Azure をより価値の高いものにするために日々尽力しています。Azure Managed Disks は 2 月 17 日にリリースされた新しいディスク サービスで、これを利用することで仮想マシン (VM) の管理とスケーリングをさらに簡単に行っていただけるようになります。Managed Disks では、ブランク ディスクを作成することも、ストレージ アカウントの VHD からディスクを作成することも、VM の作成中にイメージからディスクを作成することもできます。
Managed Disks の料金は、Premium と Standard のいずれでも、プロビジョニングされるディスク容量に基づいて設定されています。なお、この料金は Unmanaged Standard ディスクとは異なるものです。マイクロソフトではさらに低価格を実現するために、Standard レベルで新たにより容量の小さい 32 GB と 64 GB をご用意しました。またこれを基盤に、Windows Server 製品の 2 番目のセットとなる Windows Server 2008R2、Windows Server 2012、Windows Server 2012R2、Windows Server 2016 を搭載した容量 30 GB の OS ディスクを Azure Marketplace に追加しました。これらの容量の小さいイメージについては、Azure ポータルで表示されるイメージ名の先頭に “[smalldisk]” という文字列が追加されます。Powershell や、CLI、ARM テンプレートでこれらのイメージ SKU を使用する場合は "-smalldisk" パラメーターを追加します。大容量の OS ディスクを必要としないアプリケーションを使用する場合、32 GB の Standard OS 管理ディスクをデプロイすれば、127 GB のディスクを使用する場合と比べて VM 1 台あたり 2.18 ドルを節約できます。大規模なデプロイメントの場合、このメリットが積み重なると大きなコスト削減につながります。
次のガイドに従うと、OS ディスクを柔軟に拡張することができます。
OS ディスクを拡張した場合、Windows VM にログインしてディスク管理ツールを使用すると、OS ディスクの容量に応じて OS パーティションを拡張できます。