Microsoft Cognitive Services と Line Messenger プラットフォームで Bot を作成
執筆者: Ankur Badhwar (Technical Evangelist)
このポストは、6 月 27 日に投稿された Microsoft Cognitive Services hack: Line Messenger の翻訳です。
2011 年、日本を巨大地震が襲いました。こうした災害時でも人々が簡単につながることできるコミュニケーション プラットフォームが必要だと、だれもが感じた日でした。その願いから生まれたのが Line Messenger プラットフォームです。またたく間に世界中の人々に利用されるようになり、人気のソーシャル プラットフォームへと進化しました。また、Line Messenger プラットフォームは SDK やAPI とよく対応していることから、開発者が自作のアプリなどを構築し、何億にも上るユーザーへと提供することができます。
先日私たちは LINE の東京オフィスに伺い、同社の開発チームと共に、Line Messenger プラットフォーム上で動く Cognitive Services を使った Bot をいくつか構築しました。完成した作品には、お皿に何が乗っているかを検出する Bot や、ユーザーの顔を認識する Bot、さらに、言語の学習や練習に使える Bot までさまざまなものがありました。
20 名ほどの開発者には Azure を使用した経験がほとんどありませんでしたが、それでもわずか数時間ほどで Cognitive Service を使った Bot を開発し、ホストし、ローンチすることができました。皆様にも実際にお試しいただけるよう、LINE が Github 上にスタートキットをリリースしてくれましたので、ぜひご利用ください。また、詳細については LINE Engineering Blog をご確認ください。