Azure Active Directory の証明書のロールオーバー実施日が 2016 年 8 月 15 日に決定
執筆者: Gerardo Saca (Senior Program Manager, Azure Active Directory)
このポストは、7 月 18 日に投稿された Upcoming Azure Active Directory certificate rollover: August 15, 2016 の翻訳です。
5 月にお伝えしていたとおり、Azure Active Directory では証明書のロールオーバーを行います。これについては、コミュニティの皆様から実行前にもう少し時間がほしいというご意見をいただいていたほか、マイクロソフトとしてもサービスの中断を避けることが重要であると考えていたことから、いったんロールオーバーを延期していました。
そして本日、ロールオーバーの実施日が 2016 年 8 月 15 日 ( 月 ) に決定したことが発表されました。
影響を受けないアプリケーション
- ベスト プラクティスに従っているアプリケーション
- クライアント アプリケーション
- Azure Active Directory のアプリ ギャラリーから追加されたアプリケーション (「カスタム」カテゴリのものを含む)
- アプリケーション プロキシで発行されたオンプレミス アプリケーション
- Azure Active Directory B2C テナントのアプリケーション
影響を受ける可能性があるアプリケーション
証明書と依存関係にあり、メタデータから証明書を自動的に更新するように構成されていないアプリケーション。今回のロールオーバーによるアプリケーションへの影響は、次のセクションの中で確認してください。また、キーのロールオーバーに対応するためにアプリケーションを更新する必要がある場合も、次のセクションの手順に従ってください。
手順
- 管理者アカウントで Azure クラシック ポータルにサインインします。
- [Active Directory] タブでご自身のディレクトリを選択します。
- [Show] ドロップダウン メニューで [Applications my company owns] を選択し、適用するフィルターの右のチェックマークをクリックします。
- 「Azure Active Directory の署名キーのロールオーバー」のページのガイドラインに従って、リストに表示されているアプリケーションをそれぞれ確認し、必要に応じて推奨される変更を適用します。
予想外の挙動が発生した場合は、Azure のサポートまでご連絡ください。