[ADSI プログラミング] Active Directory – コマンドライン ツールを使ってみよう ! - 1
こんにちは、ILM 一家のパパ(お父さん)です。
ILM 一家メタボの私と、息子(ぴろとくん)が、スポーツジム通いを始め 3週間が経過しました。
現在の状況としては、私もぴろとくんも -4kg程度といったところです。体スキャンの体年齢も
私は +3才まで下げることに成功しました(当初 +6才でしたから)
先週は時間が取れなかったためスポーツジムをお休みしましたが、次週はこの分を取り返したいところです。
さて、今回は3/8の掲載 “[ADSI プログラミング] Active Directory - ご機嫌ななめの要因は?”、でご紹介したツールとして、DSQuery コマンド(DSAdd、DSMod、DSRm、DSGet)など、コマンドラインツールの使用方法を簡単にご紹介したいと思います。
< DSQuery コマンド (DSAdd 、 DSMod 、 DSRm 、 DSGet) の使用方法について >
1. ツールのインストール方法
DSQuery コマンド(DSAdd、DSMod、DSRm、DSGet)は、Windows Serverの 管理ツールに含まれています。Windows Server 管理ツールは Windows Server インストール環境上の Syetem32 フォルダにあるadminpak.msi を実行することでインストールされます。
2. コマンドの使用方法
本ツールはコマンドラインツールですので、コマンドプロンプトを開きコマンドプロンプト上から実行いただきます。
[スタート] - [ファイル名を指定して実行で Cmd.exe を起動いただくことで、コマンド プロンプトの画面が表示されます
実際の使用方法ですが、3/8 ご紹介のおりに参考資料として記載させていただきました、以下サポート技術情報に、手順の紹介がございます。
参考資料: Windows Server 2003 でディレクトリ サービスのコマンド ライン ツールを使用して Active Directory のオブジェクトを管理する方法
https://support.microsoft.com/kb/322684/ja
お手数ではございますが、手順につきましてはこちらをご覧いただくのがよろしいかと思いますので、本ブログでは、それぞれコマンドの特徴/使用方法をより簡単にご説明しましょう。
これらコマンドの使い方は、Windows Server 上の "ヘルプとサポートセンター" か、実際の各コマンド HELP 引数を指定して実行すると表示されます。
<DSQuery コマンド >
指定された条件に従い、Active Directory オブジェクトを検索します。DSQuery コマンドを含めたのコマンドもそうですが、操作対象のオブジェクト種類を指定することで、種類を明示する事ができ、*(ワイルドカード)も使用可能です。
例:
dsquery computer
dsquery contact
dsquery group
dsquery ou
dsquery site
dsquery server
dsquery user
dsquery quota
dsquery partition
dsquery *
<DSAdd コマンド >
特定の種類のオブジェクトをディレクトリに追加します。
<DSMod コマンド >
ディレクトリにある指定された種類の既存オブジェクトを変更します
<DSGet コマンド >
ディレクトリにある特定オブジェクトの選択されたプロパティを表示します。
<DSmove コマンド >
ドメイン内で、単一オブジェクトをディレクトリ内の現在の場所から別の場所に移動します。または、単一オブジェクトをディレクトリ ツリー内で移動せずにその名前を変更します。
<DSRm コマンド >
特定の種類のオブジェクト、または一般オブジェクトをディレクトリから削除します。
注意:
このとき、コマンドラインツール実行環境は、操作対象の Active Directory 環境に対する管理者権限を持っている必要があります。管理者権限を有していない場合、属性参照のみとなり編集できないなどの状況になります。
これらのコマンドを |(パイプ) で連結することにより、オブジェクト検索後の対象オブジェクトのプロパティ参照/操作などを実施することになります。
コマンドにつきましては、ヘルプ参照の上、参照系操作でお試しいただくことをお勧めします。
~ お父さんより ~