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ホリデー シーズンのプライバシー強化

本記事は、マイクロソフト本社の Windows チームのブログ から記事を抜粋し、翻訳したものです。 

【元記事】A Little More Privacy Over The Holidays2011/12/20

この週末に父のコンピューターを借りたのですが、何かがおかしいことに気づきました。

私がアクセスしたすべての Web サイトで新車の広告が表示されているのです。きっと父は車を購入するつもりなのだと思いましたが、その通りでした。

今回は大した問題にはなりませんでしたが、これが例えば私へのプレゼントを物色していたなら、せっかくのサプライズも台無しになっていたところです。

これらの広告はユーザーの活動を追跡して、ターゲットを絞った広告を表示するオンライン トラッカーの仕業でした。

閲覧の履歴を定期的に削除する、オンライン トラッカーをブロックするといった、私の父にもできる簡単な方法で、プライバシーをより確実に保護することができます。

コンピューターを誰かと共有している場合は特にプライバシーに気をつけたいところです。休暇中は電子メールやサッカーのスコアのチェックなどのため、PC を他の人と共用することが多くなります。

複数のアカウントをセットアップしてプライバシーを保護するのが理想的ですが、実際にこれを実践している人は少数です。このような場合、Internet Explorer 9 なら、ブラウザーのプライバシー機能でオンライン時のプライバシーを強化できます。

休暇中に他人のコンピューターを使ったり、自分のマシンを他人に貸したりするときは、閲覧の履歴を保護するプライバシー機能が Internet Explorer に備わっていることを思い出してください。

他人のコンピューターを使用する場合は、 InPrivate ブラウズモードを使用する

他人のコンピューターでブラウズする場合は、ブラウザーを “InPrivate” ブラウズ モードで起動します。そうすれば、閲覧終了時にウィンドウを閉じるだけで、Cookie、インターネット一時ファイル、閲覧履歴その他のブラウズ セッションに関連付けられたすべての情報が Internet Explorer によって自動的に削除されます。

このモードでブラウザーを起動するには、Internet Explorer を起動して Ctrl + Shift + P キーを押すか、歯車のアイコン、[セーフティ]、[InPrivate ブラウズ] の順にクリックします。または、[新しいタブ] ページの下部から InPrivate ブラウズを起動します。

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自分のコンピューターを他人と共用する場合は、閲覧の履歴を自動的に削除するようにブラウザーを設定する

プライバシーを保護する最も簡単な方法は、閲覧の履歴やキャッシュを定期的に削除することです。

より簡単にこれを行うには、Internet Explorer を終了するたびに閲覧の履歴を削除するよう設定します。[インターネット オプション] の [全般] タブを開き、[終了時に閲覧の履歴を削除する] チェック ボックスをオンにします。

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すべての情報を削除する方法のほか、お気に入りのサイトのデータを保持する方法もあります。設定メニューで [セーフティ]、[閲覧の履歴の削除] の順にクリックして、[お気に入り Web サイト データを保持する] をチェックします。これによって、お気に入りリストのサイトに関連する情報は削除されなくなります。

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Web サイトは、ターゲット広告システムからサイト改善目的の利用データ収集まで、さまざまな手段でユーザーに関する情報を収集します。そうした情報収集が行われているかどうかは簡単には判断できません。データを共有するかどうかはユーザー次第です。

10 億を上回る数の Windows ユーザーの中で、情報共有を好む人もいれば、プライバシーの保護を重要視する人もいます。個人情報を保護したいユーザーは、Internet Explorer の強力なプライバシー保護機能を使用して、オンライン追跡を制限できます。ぜひお試しあれ!

Anurag Pandit

Internet Explorer チーム プロダクト マネージャー