Jaa


STM.NET

Software Transactional Memory for .NET Framework(STM.NET) が MSDN Devlab に公開されています。これは .NET Framework 4 Beta 1(つまり VS2010 Beta1)といっしょに使うことができます。STM は並列プログラミングにとって重要な要素の一つであり、このリリースでは以下の項目がサポートされています。

  • ツールのサポート
    • デバッグ
    • ETW トレース
  • ロックの相互運用性
  • 伝統的なトランザクションとの相互運用性
    • out of the box での MSMQ のサポート 
    • このサポートを、繰り延べや補償アクションに強化
  • 以下の指定ができるアノテーション:
    • メソッドは、あるトランザクションに、run in, not run in, may run in のいずれかでなければならない
    • フィールドはあるトランザクション内でアクセスされなければならない
    • このメソッドのためにトランザクションを止める 
    • トランザクション 呼び出しを他のメソッドにリダイレクトする
    • アノテーションの清適・動的なチェック
  • 組み込みBCLライブラリーと型の多くをサポート
  • 以下のために CLR に多数の追加を行った
    • ガベージコレクターとの統合
    • byrefs のサポート
    • Pay-for-play

詳細はプログラミング ガイド(英語)をお読みください。また、STMチームのブログも参考にしてください。