DirectX SDK (November 2008) が公開されました
DirectX SDK (November 2008) が公開されました。このバージョンの新機能は以下のとおりです。
Direct3D 11 テクニカル プレビュー
Direct3D 11 は Direct3D 10.1 の更新であり、新しいハードウェアへの対応を可能にすると共に、Direct3D の改善により幅広い構成がサポートされるようになりました。つまり、Direct3D 10, Direct3D 10.1, Direct3D 11 のハードウェアで動作するアプリケーションやゲームが開発できます。Direct3D 10.1 と Direct3D 11 には WARPとDirect3D10 Level 9が追加されたので、高速なソフトウェア ラスタライザと Direct3D 9 ハードウェアをターゲットにすることができます。
このバージョンの Direct3D 11 テクニカル プレビューでは以下がサポートされます:
- テセレーション
- コンピュート シェーダ
- マルチスレッド レンダリング
- 動的シェーダ リンク
- Windows Advanced Rasterizer(WARP)
- Direct3D 10, Direct3D 11, Direct3D 9 ハードウェア(D3D10 Level 9)
- ランタイム バイナリ
- D3DX11
- HLSL と Direct3D コンパイラの完全な更新
- D3D11 リファレンス ラスタライザ
- D3D11 SDK レイヤ
さらに、テセレーション、コンピュート シェーダ、マルチスレッド レンダリング、動的シェーダ リンクのための4つの新しいサンプルがあります。
PIX for Windows
PIX for Windows は Direct3D 11 の基本的なストリームキャプチャと単一フレームキャプチャをサポートしますが、テセレーションやコンピュート シェーダや動的シェーダ リンクや新しいリソースフォーマットのような新しいDirect3D 11 機能はサポートしていません。さらに、シェーダ デバッガやメッシュ ビューのような高度な機能もサポートしていません。これらは将来のリリースでサポートされる予定です。
XACT3 は XAudio2 による同じ xWMA バイナリをサポート
XACT3 はXAudio2 による同じxWMA ビットストリームをサポートするようになりました。公開された下位ビットサポートによってタイトルはより高い圧縮が利用できます。
オーディオ サンプルの更新
XAudio2 Sound3D サンプルが更新され、ベスト プラクティスとともに、XAudio2 と X3DAudioの能力をよりよく示します。