Microsoft Outlook Configuration Analyzer Tool (OCAT) v2 のリリース
原文の記事の投稿日: 2012 年 6 月 27 日 (水曜日)
OCAT のリリースに関する元のブログ投稿が非常に好評だったので、このツールのバージョン 2.0 をリリースしたことをお知らせします。バージョン 2.0 には、皆さんから要望のあった機能が数多く実装されています。
OCAT v1 が既にインストールされている場合、OCAT v2 をインストールすることによって v1 は自動的に削除されます。
OCAT バージョン 2 に追加された主要な機能は次のとおりです。
- 新しい検出ルールの自動ダウンロード
私たちは問題を検出したり、Outlook プロファイルに関する追加情報を収集したりする新しいルールを作成しているので、更新された新しいルール ファイルをインターネットに投稿します。OCAT バージョン 2 の既定の構成では、OCAT によって新しいルール ファイルが自動的に調べられ、新しいファイルが見つかった場合は OCAT を更新するように促されます。
- OCAT インストール ファイルの自動ダウンロード
私たちはコア OCAT アプリケーションを更新および修正しているので、新しい Windows インストーラー パッケージ (.Msi) ファイルをインターネットに投稿します。OCAT バージョン 2 の既定の構成では、OCAT によって新しいインストーラー ファイルが自動的に調べられ、新しいファイルが見つかった場合は OCAT を更新するように促されます。
- CalCheck ツールの追加
Outlook の予定表チェック ツール (CalCheck) は、Outlook 予定表に問題がないかどうかをチェックするコマンドライン プログラムです。このツールが新たに OCAT に追加され、標準として設定されている予定表のアイテムに既知の問題がないかどうかを調べて報告します。
- 新しい検出ルールの追加
OCAT によって検出された既知の問題の一覧を大幅に強化するため、およそ 75 個の新しいルールが OCAT バージョン 2 に追加されました。
- Outlook 2003 に対するサポートの向上
OCAT v1 は、オフライン スキャンを使用して Outlook 2003 をサポートしていました。しかし、大部分の人たちはオンライン スキャンを実行しようとすると表示されるエラーのせいで、そのことに気付いていませんでした。
- コマンドライン バージョンの OCATcmd.exe
OCAT バージョン 2 には、コマンドライン バージョンの OCAT (OCATcmd.exe) が含まれています。管理者は、これを使用して組織内のコンピューターをスキャンできます。コマンドライン バージョンの OCAT の使用方法の詳細については、OCAT v2 Supplemental Information Download.docx (英語) ファイルを参照してください。
最後に挙げた項目 (コマンドライン バージョンの OCATcmd.exe) は、私たちが OCAT v2 を Outlook Baseline 診断に含めることを可能にしたものでもあります。
OCAT に関するフィードバックや改善提案をお送りくださる場合は、OCAT の左パネルの [See also] セクションにある [feedback] リンクをクリックしてください。このリンクで、OCATsupp 宛の新しい電子メール メッセージが開きます。
Greg Mansius
これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は「Microsoft Outlook Configuration Analyzer Tool (OCAT) v2 released」をご覧ください。