WCF Data Services .NET 4/SL4 CTP2 リリース
ネタは山積みなのですが、相変わらずブログのポストが間に合いませーん。ダメだ、頑張ろう。
今日は.NET 4 / Silverlight 4向けに新しく提供されたWCF Data Services のCTP2を簡単にご紹介します。
USのBlogを意訳しただけでした、まだ検証はしてないので、間違いがあっあらご連絡ください。近日中に検証しつつ詳細をご紹介する予定です。
Multi-Valued Properties
ODataでもサポートされたMulti-Valued propertiesに対応した機能が追加されました。複合型やプリミティブ型などのデータのセットを扱えるようになりました。Entity Framework でも定義できるわけですから、ようやくサポートさらたといった感じです。
Named Resource Streams
ストリームデータのマルチバージョン管理が容易になりました。例えば写真であれば、印刷用、Web用、サムネイル用と整理して管理できます。
Make the client library fully hyper media driven
クライアントサイドの強化です。以前はサービスからレスポンスデータの特定箇所には容易にアクセス可能でしたが、フルに利用できるようになりました。
PATCH method support
既存ではReplaceベースの更新処理であるHTTP PUTメソッド、マージベースの更新処理であるHTTP MERGEメソッドをサポートしていました。ただし、現時点ではMARGE機能と同様の仕様にあたる、PATCHが標準になりました。そこでWCF Data Servicesも標準にあわせました。
Prefer header support
IETFで標準化されているPrefer headerに対応したものです。Insert、Update処理でクライアントがレスポンスを得ることができるようになりました。
Additional Feed Customization Support
フィード カスタマイゼーションが<atom:link> と <atom:category>を繰り返す要素のマッピングをサポートしました。
Properties on derived types
継承関係のあるエンティティもサポートされました。Entity Framework でも定義できるわけですから、ようやくサポートさらたといった感じです。
リソース情報
March 2011 CTP of WCF Data Services for OData v3 is Live