OData などに対応した軽量な JavaScript ライブラリ提供
CodePlex に OData(ATOM Pubの拡張)、JSON に対応した JavaScript ライブラリが公開されています。
まだ最初のリリースということでアルファ版ですので過度の期待は禁物ですが、シンプルで素早さを重視したライブラリになっているようです。またHTML5の様々な機能にも対応していく予定ですし、期待できます。
ライブラリ:datajs - JavaScript Library for data-centric web applications
簡単に機能をご紹介しておきましょう。
■OData.read
ODataサービスのエンドポイントからデータを取得できます。
//サンプル
OData.read("https://odata.netflix.com/v1/Catalog/Genres", function (data, response) {
//success handler
});
■OData.request
POST, PUT 、DELETEをmethodに指定することで追加、更新、削除の操作が可能です。
//追加
OData.request({
method: "POST",
requestUri: "https://ODataServer/FavoriteMovies.svc/BestMovies"
data: {ID: 0, MovieTitle: 'Up'}
},
function (data, response) {
//success handler
});
//削除
OData.request({
method: "DELETE",
requestUri: "https://ODataServer/FavoriteMovies.svc/BestMovies("0")"
},
function (data, response) {
//success handler
});
簡単に使えそうですよね。
他にもMetadataを使った細かな制御や、複数の処理を同時実行することもできるようです。詳しくはドキュメント(英語)を参照してください。
今後、さらに Any Device化がすすむと思いますし、オープンなプロトコルやライブラリを積極的に利用する場面が増えるかもしれませんね。