Windows Azure Platform アプリケーション構築による ISV 企業の投資効果 調査ドキュメント公開
2011 年 4 月に Forrester Consulting により調査された、Windows Azure Platform アプリケーションの開発が 独立系ソフトウェア ベンダー (ISV) の事業に及ぼす財務的影響を評価した調査ドキュメントが公開されています。
こちらの調査ドキュメントでは、Windows Azure アプリケーションを構築した ISV 企業にインタビューを行い、SaaS 型クラウド アプリケーションの開発と販売において、かかった費用、収益・費用削減の分析を行っています。
この調査によって、Windows Azure の活用によって
- Windows Azure へ既存のコード (80%) を再利用によって移植
- 既存のコーディングスキルの活用
- Windows Azure のリソースの利用量予測と最小化
- Windows Azure SLA による アプリケーションの可用性とパフォーマンスの保障
- 世界規模のプラットフォームによる販路拡大
などが実行でき、
- ホスティング費用を 70-80% 削減
- Windows Azure に移行したアプリケーションの年間収益が 20 ~ 250% 増加
といった結果が得られたということが明らかになりました。
Microsoft ダウンロードセンター > Windows Azure Platform に関する ISV の投資効果 検討書 [PDF]
英語版はこちら → Windows Azure Team Blog > New Forrester Report Outlines The ISV Business Case for Windows Azure
近日、Windows Azure Platform を活用して世界規模の SaaS 型サービスを構築、提供するという機運が高まっています。株式会社ソフトクリエイト が EC システム と 自動翻訳システム を組み合わせたソリューション 「ecbeing for Global(仮)」 を Windows Azure Platform 上に構築、2012 年 4 月 (予定) を目標に日本国内、アジア、欧米向けに提供することを発表しました。海外通販サイト開設・運用支援を行う、海外進出を目指す日本企業に向けたサービスとなります。