【Azure for DreamSpark】MySQLデータベースの"火星"プランとは?
こんにちは。テクニカルエバンジェリストの戸倉です。
Microsoft Azure for DreamSpark*では、ClearDBによるMySQLデータベースの20MB分を無料で使うことができます。
MySQLデータベースを新規に作成する方法は、プレビューAzureポータル画面で、
「新規」→「データ + ストレージ」→「MySQLデータベース」→「新しいMySQLデータベース」
を順に選択していきます。
この画面では下記の設定が必要になります。
・データベース名
任意のデータベース名を入力します。
※データベース名には文字、数字、アンダースコアを使用できます。
・サブスクリプション
※初期設定ではDreamSparkと表示されています。そのままでOKです。
・Location
MySQLデータベースを配置したい場所を選択します。
・リソースグループ
※初期設定ではDefaultと表示されています。そのままでもOKです。
・価格レベル
MySQLデータベースの利用プランを選択します。
※初期設定では「火星」と表示されます。そのままでOKです。
・法律条項
「必要な設定の構成」をクリックして、「OK」を選択してください。
さて、突然出てきた「火星」!?とは何でしょうか。解説いたします。
価格レベル「火星」をクリックしてみましょう。
するとMySQLデータベースを利用するための価格レベルの種類が表示されます。0.00USD/月は無料プランという意味合いです。
※英語表示にすると「Mercury」と表示されます。
Microsoft AzureのMySQLは、ClearDBというサードパーティーのサービスを利用しており、この価格レベルはClearDBに基づくものです。他にも「金星」や「土星」などがありますが、月額で費用が発生します。支払い方法はクレジットカードとなり、価格レベルを変更する場合には事前にクレジットカード登録が必要になるのでご注意ください。
参考までに、ClearDBのサービスプランサイト(https://www.cleardb.com/store/azure)を参照すると、木星(Jupiter)より上位のプランも用意されていることが分かります。
無料の範囲内で試してみる場合には、そのまま火星で行きましょう!
★Microsoft Azure for DreamSparkについて★
・学生向けDreamSparkに登録しているユーザー特典として利用することができる無料のMicrosoft Azureプランです。
・Microsoft Azure for DreamSparkの使用を開始するためには、①Microsoftアカウントの取得②学生向けDreamSparkの登録③Azureの有効化が必要です。
・Microsoft Azure for DreamSparkを利用するための手順書は、学生向けDreamSparkサイト(https://www.microsoft.com/ja-jp/education/dreamspark-students.aspx)よりダウンロードできます。