Compartir a través de

Team Foundation Server 2008 {Windows Server 2008 にインストール（２）}

  • Artículo

前回 の続きです。

  1. Windows Server 2008
    言わずもがな OS です。ここでは手順は省略！
  2. Internet Information Services 7.0 （以下 IIS 7.0）
    WS 2008 にバンドルされるのは IIS 7.0 になります。
    OS のメディアに含まれますので別途入手する必要はありません。
  3. SQL Server 2005 SP2
    WS 2008 にインストールするにはサービスパック 2 が必ず必要になります。
    SP2 は別途ダウンロードサイトから入手する必要があります（後述）。
    ==== 前回の投稿はここまで ＝＝＝
  4. Windows SharePoint Services 3.0 SP1 （以下 WSS 3.0 SP1）
    WSS 3.0 SP1 は、ダウンロードサイトから入手する必要があります（後述）。
    ==== 今回の投稿はここまで （すみません、時間がとれなくて）＝＝＝
  5. Team Foundation Server 2008
    本体ですね。今回はシングルサーバー構成の手順で紹介します。
  6. いろいろな設定(どこまで書くか検討中・・・)

※この手順は、私がデモ環境セットアップを目的として実施した手順を参考のために記載したものにすぎません。皆さんの環境とマッチしていないケースもありますので、あくまで参考としてご覧ください。

4． WSS 3.0 SP1 のインストール

ここでは、Team Foundation Server 2008 （以下 TFS 2008）のシングルサーバー構成のインストールを前提としているので、TFS 2008 をインストールする（予定の）マシンにインストールする手順を記載していますが、SharePoint サービス／サーバーを別のマシンにインストールすることや、既存の SharePoint サービス／サーバーを利用することもできるようになりました。

Windows Server 2003 へ TFS 2008 をインストール場合は、WSS 3.0 のインストールも TFS 2008 インストールの中で実施することができます（TFS 2005 のときの WSS 2.0 と同様に）が、Windows Server 2008 （以下 WS 2008） に TFS 2008 をインストールする場合は、インストール時に WSS 3.0 SP1 を自動インストール／設定することができません。したがって、以下の手順のように事前に WSS 3.0 SP1 をインストール／設定しておく必要があります。

4.1 WSS 3.0 SP1 同梱版のダウンロード

Windows SharePoint Services 3.0 SP1（以下 WSS 3.0 SP1）は、WS 2008 にはバンドルされていないため、別途ダウンロードする必要があります。

WSS 3.0 SP1 同梱版というのがありますので、 こちら から入手しておいてください。

4.2 .NET Framework 3.0 機能のインストール

WSS 3.0 SP1 のインストールには、WF の機能が必要となるため、.NET Framework 3.0 以降が必要になります。これは WS 2008 の「サーバー マネージャ」の「機能の追加」にてインストールすることができます（.NET Framework 3.5 をインストールしてもいいです）。

image

4.3 WSS 3.0 SP1 同梱版のインストール

4.1 でダウンロードしたファイルを実行し、WSS 3.0 SP1 をインストールします。今回は、さらっとセットアップしたいので（デモ環境を構築するので複雑な構成は不要）、「インストールの種類」は、「基本」とします。特別な設定はここではありません。

image

セットアップの最後に、SharePoint 製品とテクノロジ構成ウィザードが実行されます（既定の場合）。後から実行することももちろんできます（WS 2008 の「管理ツール」からアクセスできます）。

image image image

4.4 SharePoint サイトの情報のメモ

4.3 のセットアップで、既定の場合は、SharePoint 管理サイトとチームサイトが自動で作成されます。

image image

自動で作成されたため、後の TFS 2008 のインストール用に、管理サイトとチームサイトへの URL をメモ書きしておきましょう（管理サイトのポート番号だけでもいいです）。

なお、既定のとおりに作成されると、管理サイトは、適当なポート、チームサイトは、デフォルトのポート（80）に作成されます。私のように(?) SharePoint チームサイトをデフォルトポートで作成したくない場合は、ウィザード完了後に、チームサイトを削除し、別途、SharePoint 管理サイトから、チームサイトを作成することができます。

これで概ね、お膳立ては完了です。次回はいよいよ Team Foundation Server 2008 のインストールです。

[2008.2.27 15:35 追記] 第3回 TFS インストールを投稿しました！

大変申し訳ございませんが、次回の投稿日はまだお約束が出来ない状況です。私の新規デモ環境の構築の進捗と同時に実施していますので、気長にお待ちいただければと思います。

お恥ずかしい話ですが、そのデモ環境は、現在作り直し状態になってしまいました。理由は Hyper-V 仮想マシン上への構築途中で、ディスク容量が足りなくなることに気づいた･･･!!ということでして･･･。ちゃんと見積もっておけということですね ＞＜；

 

ながさわともはる

Comments