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【お知らせ】Hyper-V RTM (RC1からRTMへの移行メモ付き)

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こんにちは。待ちに待った Hyper-V の RTM のときが訪れました (^o^)

私自身は、β、RC0, RC1 と Team System のデモ環境でフル活用してきていますが、いよいよ正式版へを導入できる段階にきました。

個人的な感触では、RC1 でかなり完成度が高かったと思っていますので、どれだけ正式リリース版で進化しているのか、インストール(アップグレード)は完了したので今後じっくり楽しみたいと思います。

この投稿時点では、詳細は、

https://www.microsoft.com/windowsserver2008/en/us/virtualization-consolidation.aspx (英語のページ)

をご覧いただくといいかと思います。このページからダウンロードサイトへのアクセスいただけます。

一応日本語版のダウンロードのページもご紹介しておきますね(x86 用の管理ツール系は、 こちら )。

すでに、β版やRC版をお使いの方はサポート情報も必ずご一読いただくことを強くお勧めいたします。

主な注意点のみピックアップしておくと

  • 必ずすべての仮想マシンをシャットダウンしておくこと
  • スナップショットの移行はサポート外

ですが、必ず、ご自身の目でサポート情報をご確認いただき、ご自身のご判断での作業をお願いいたします。

以前に Hyper-V RC0 から RC1 へのアップグレードを行ったときの投稿をベースにもう一度、私が行った手順を載せておきますね:

  1. 環境のバックアップ(実はスキップ!! 皆さんは必ず!!)
    バックアップは基本ですね
  2. 仮想マシンのエクスポート
    これで万が一仮想マシンが壊れても復旧可能です
  3. スナップショットサブツリーを削除
    仮想マシンをシャットダウンしていても、起動中でも行えますが、必ずその後にシャットダウンをしてください。
    しばらくすると・・・マージが行われます。Hyper-V マネージャにて実施時はわかりますが、タイミングは「しばらく経つと・・・」としか言いようが。
    終了したかな?と思ってもスナップショットの数だけ実施されますので、仮想ディスクが格納されている場所付近にあるスナップショットのファイル(拡張子が .avhd)がすべてなくなっているかを目安としていただければいいと思います。
  4. 仮想マシンを起動し、確認
    スナップショットの削除が行われても、最新の環境が起動するのか確認しておきましょう。
    万が一、意図した環境でなかったら、エクスポートしたものやバックアップからの復元を。
    基本的には大丈夫だと思いますが、スナップショットのマージ前やマージ中に、仮想マシンを起動してしまったり、別途スナップショットを取ってしまったりすると壊れます(これで一回壊しました。せっかちな長沢 orz)。
  5. KB950050を適用
    仮想マシンが起動されていないことを確認し、適用しましょう。もちろん、再起動がかかります。2度ほど再起動がかかりました。
  6. 仮想マシンを起動
    仮想マシンを起動したら、統合サービスを再度マウントし、インストール(アップグレード)しましょう。

※上記手順は、あくまで長沢がアップグレードを行った際のメモです。実施における責任は負いかねますので、ご注意ください。

ながさわともはる