【IIS7】 「インターネット Web サーバー構築ガイドライン」にチャレンジ
今までマイクロソフトの Web サーバー(IIS)は色々な背景もあり、社内向け Web サーバーとして使うもの、そういう風に思っていた方も結構多いと思います。また、いざ挑戦してみてもインターネット公開するための様々な手順が IIS ではどうやるんだ的なドキュメントは正直 書籍のこの章を読んで、ここのホワイトペーパーのこの章を読んで、Web サイトのここに書いてあってと他の Web サーバーに比べると本来インターネットの技術で構成されている Web サーバーらしからぬ状況であったとすごく感じたここ数年間でした。
先にご案内しているように、下記のガイドラインが先日公開されましたが、土台になる Web サーバーの組み方はどうなのよという点を思い、このたび 物江 と組んでそのエリアをカバーするドキュメントにチャレンジすることにしました。
ASP.NET 開発ガイドライン
https://msdn.microsoft.com/ja-jp/asp.net/ff602016.aspx
Web サーバーという観点では今 インターネットで広く PHP をはじめとした多くの技術が利用されているので ASP.NET だけの話ではない点も加味したガイドラインを目指します。しかし、ピュアなマイクロソフトのオンプレミス Web 環境を構築する上では上記のガイドラインと今回のガイドラインを合わせてご覧いただくことでかなり鮮明になったというお声が聞けるように頑張って書いていきたいと思います。
インターネット Web サーバー 構築 ガイドライン
https://technet.microsoft.com/ja-jp/iis/ff625168.aspx
対象者の方はすごく広く想定しています。故によく書籍であるようなインターネットに必要な知識的な部分も序章やそれ以降の章で取り上げますし、IIS ならではのことも取り上げる内容にしていきます。
一つ、今回のこのガイドラインでの注意点は今のリズムで公開しているのはドラフトで、全体の公開が完了した段階でお客様のフィードバックや全体最適をかける予定になっていますのでまだ完全ではないです。しかし、必要な色々な文献の場所をご自身であたる前にそれなりのレベルで情報を集約できると思いますのでお役に立てば本当に幸いです。
さて、このガイドラインの執筆までこぎつけるまでかなり色々な検討をしました。インストールマニアックスやスキルチャージプログラムなどを通じて様々なフィードバックをいただいた皆様に感謝とお礼を申し上げたいと思っています。このガイドラインを書こうと思ったきっかけは皆さんと話したり、色々なやりとりをさせていただいたことの影響が大きいです。
まだドラフトレベルですが、気になった点などもしございましたらお気軽にご連絡いただければと思います。
奥主への連絡はこちら