IoT の疑問点が一挙に解決!? 満員御礼! 読者限定の特別企画あります! ? - DevWire (2016/11/28)
2016 年 11 月号 | |||
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Hot Topics | ||
IoT が熱かった・・・IoT 時代はすでに始まっていることを実感した 3 日間IoT Technology 展マイクロソフト ブース大公開 | ||
IoT 色がますます強まった Embedded Technology/IoT Technology 展
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Column | ||
一般的に IoT に適したプロトコルとは以下の要件を満たす必要があるとされています。・軽量 light weight・省電力, Low Power Consumption・低速あるいは不安定ネットワークでも稼働する limited network bandwidth・負荷分散が可能 Scaling今回は「低速あるいは不安定ネットワークでも稼働する」のうち「低速ネットワークで稼働する」という要件について考えてみます。「低速ネットワークでも稼働する」とは帯域の狭い通信回線でも稼働することを意味します。そのためには通信負担が軽量であることが求められます。通信負担が重い例として、これは相手がデータを受け取れなかったときの処理など再送の手順が手厚いプロトコルがこれにあたります。また、正味のデータを一般的にこれをペイロードとも呼びますが、このペイロードとヘッダーなどの制御に必要なデータがペアになってパケットを構成します。このヘッダーが大きなプロトコルも通信負荷を増大させます。たとえば TCP/IP の上位に構成されるプロトコルでは、ASCII 形式のデータを記述することが伝統的に行われていましたが、このことも通信負荷に影響を与えます。IoT に特化したプロトコルのいくつかはこの点においても ASCII 形式ではなくバイナリ形式のもあります。この要件は IoT において二つの意味で重要になってきます。ひとつはセンサー ノード側の立場からの議論です。またもう一方はサーバー側からの見た重要性です。まずはセンサー ノード側からの立場で考えてみましょう。インターネットの黎明期にアナログの電話回線にモデムをつないでダイヤルアップしていた時代ならともかく昨今は常時接続があたり前で回線スピードも高速になり低速ネットワークでも稼働する必然性をあまり感じなくなりました。実はこれは有線の世界だけの話なのです。最近の MVNO の普及で公衆無線網を IoT の通信回線に使う事例が増えてきています。従来のキャリアに比べて低価格な反面、帯域に制限があったり、パケット単位で課金する契約形態が多いようです。このような場合、なるべく通信量を減らすことで運用コストを大幅に削減できます。このような理由から、低速ネットワークに対応しかつ通信量の少ないプロトコルが IoT で求められるようになりました。一方サーバーサイドからの要求として通信負荷をなるべく軽減したい理由は、大量のノードからのデータを効率的に処理したいことに他なりません。一般に IoT システムでは大量のセンサー ノードが展開されるケースが多く、各センサー ノードのデータ量はわずかなものでも、サーバーサイドではかなりの通信負担となってのしかかってきます。サーバーに集中する回線負担をなるべく軽減するためにも、可能な限りデータ量の少ないプロトコルが求められるのです。 |
ほっとひと息 | ||
編集後記「小さく始めてみませんか?」DevWire 編集部 加藤 大輔 | ||
2015 年は「IoT 元年」と言われ IoT への注目が高まった年でした。2016 年は「IoT を始める年」と言われ導入を進めなければライバルとの差が開いてしまう年と言われています。皆さんはいかがですか? IoT 始めましたか? まだ始めていない方は、小さく始めてみませんか?多くの方にご来場いただいた IoT Technology 展マイクロソフト ブースでも紹介した「IoT スターターキット」や「IoT 開発キット」を活用して IoT のスタート ラインを越えてみませんか? | ||
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